ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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絆の物語『レゴネックスナイツ』

レゴの新たな物語、ついにスタート!!

レゴネックスナイツ第1話が放送されました。レゴニンジャゴーの放送が終わり、名残惜しいですが、新たな物語が始まります。

 

[rakuten:edion:10357401:detail]

 

 

 

ネックスナイツとは?

テレビ東京公式サイトでは、以下のようにアニメの世界観の説明がなされています。

 

中世とデジタルが共存する世界、「ナイトン王国」で繰り広げられる、ネックスナイツと悪のモンスターたちの戦いのアクションコメディ。

(読みやすくするため、ルビを省略しています。)

テレビ東京・あにてれ レゴ ネックスナイツ

 

 

ですが、ネックスナイツが何なのかについては説明が一切ありませんでした。意味がわからないので、辞書に頼ることにします。

 

ネックスナイツはアルファベット表記では、Nexo Knightsとなっています。Knightsは当然のごとく騎士ですが、謎の単語・Nexoが問題になります。Nexoに関しては、英和辞典、英英辞典を引いても、該当する単語が出てきませんでした。

 

それもそのはず。実は、Nexoはスペイン語です。Nexoを英語に直すと、Connectionとか、Linkとか、Nexusという意味になります*1。つまり、ネックスナイツは「つながりの騎士」とか「絆の騎士」という意味になると考えられます。もちろん、デジタルな世界観ということもあり、未来やインターネットへの「つながり」も含まれているのでしょう。お子さんに「ネックスナイツって何?」と聞かれた際に参考にしてください。

 

ハッシュタグ

ハッシュタグは #lego_nexoが優勢のようです。#lego_nexoknightsを使う人もいるようですが、文字列が長いため、ハッシュタグとして不向きだと思います。

 

キャラクター

キャラクターが覚えられないという方、ご安心を。公式サイトやレゴ公式ツイッターアカウントに紹介があります。テレビ東京公式サイトとレゴ公式サイトでは紹介文は同じですが、ビジュアルや表示している情報が異なります。情報量で言えば、レゴ公式サイトのほうが圧倒的に多いです。

www.tv-tokyo.co.jp

 

www.lego.com


クレイ

 


(2016年6月11日時点で存在するツイートです。以下の引用についても同様)

メイシー

 

アクセル

 

ランス

アーロン

ジェストロ

 

モンスターの書

 

[rakuten:toyseltown:10049487:detail]

 

第1話「誕生!5人のネックスナイツ」

ここまでで世界観の詰め込みは終わりました。ストーリーに入っていきましょう。

 

物語は、長らく平和が続いているナイトン王国のナイツアカデミーにおける卒業記念イベントから始まります。卒業する5人のネックスナイツの中には、ナイトン王国の王女であるメイシーが含まれていました。卒業生が次々と演武を披露し、家紋の入った盾を授与される中、メイシーをナイツにしたくない国王は、メイシーに盾を渡そうとしません。しかし、授与式の最中、長らく現れなかったはずのモンスターが出現します。このピンチに、王妃はメイシーに盾を託します。初めての実戦に手間取るナイツ達……チームワークもバラバラです。しかし、これが王国の魔術師・マーロックが魔法で作り出した偽物であることが判明します。

 

マーロックによる愉快なショーが終わった後、王国の道化師であり、主人公・クレイの親友でもあるジェストロは、曲芸を披露しようとします。しかし、自信のないジェストロはうまく芸ができず、みんなの笑い者になってしまいます。そして、ミスにより電気ハンマーを配電設備に投げてしまい、停電を起こしてしまいました。逃げ出したジェストロは、謎の声に導かれ、固く閉ざされていたはずの部屋へと誘(いざな)われます。そこで、封印されていたモンスターの書を解放してしまい、弱い心を利用されてしまうのでした。

 

クレイがジェストロを探しにやってくると、ジェストロは言われるままにモンスターを次々と召喚します。モンスターに歯が立たないクレイ……そこにマーロックが現れ、モンスターと応戦します。マーロックはクレイを扉の外に追いやって、大きな爆発を起こし、散ります。王国を守ることができなかったナイツは、強くなることを誓うのでした。


というのが、雑なまとめです。

 


ここで重要になってくるのが、ジェストロの闇への堕ち方です。ジェストロは悪の魔法によって洗脳されているのではなく、誰もが持っている劣等感を利用されてしまったのです。おそらく、西洋の世界観では、神が人の弱さを許容し、人を支える存在となるはずです。しかし、ジェストロは悪魔の囁きに誘惑され、悪の力を手に入れてしまいます。

 

そもそも、神が人の弱さを許容するというのは、誰も自分を認めてくれないという時にこそ重要なことです。もちろん、ジェストロにはクレイ達、仲間がいてくれて、いつでもジェストロを認めてくれています。ジェストロを通じて製作者が伝えたいことはおそらく、いつでもそばに仲間とのつながりがあることでしょう。そして、仲間がいなくても、誰かがあなたを認めてくれる。だから、生きることを、人間であることを諦めないでほしい。そういった壮大なメッセージが込められたストーリーなのでしょう。

 

国王はメイシーを大切に思うあまり、メイシーの強さや勇気を認めてやることができませんでした。しかし、王妃は迷わずメイシーに盾を渡しました。王妃はメイシーのことを信じていたのです。メイシーもまた、クレイが自分の無力さに打ちひしがれていた時、手を差し伸べました。絆やつながりがきっとあなたを助けてくれるはずです。

 

 

タイトルにNexoを掲げている以上、ネックスナイツが絆の物語になることは間違いないでしょう。日本でいう1クールに満たない話数ですが、暖かく見守りたいと思います。

 

[rakuten:jism:11298910:detail]

 

www.tv-tokyo.co.jp

www.lego.com

 

 

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