ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

ホビーアニメ、海外産アニメ、女児向けアニメなどを観て、変になってしまいました。プリティーリズムシリーズや現在放送中のホビーアニメを中心に、このキャラがかわいいとか、そのアニメが社会に伝えたい価値は何なのかまで、様々な情報を発信していきます。

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『パズドラクロス』第10話 温泉だけにたらい回しにされる視聴者たち

パズドラクロス第10話「火の古老エルドラ」

パズドラクロス第10話が放送された。

 

温泉が水になってしまい、戸惑うタイガー。エース達はそこは元々水風呂だったのではないかと疑うが、街の他の温泉も同様に水になっていた。長老であるエルドラは、秘境を守るモンスターに何かあったせいだというのだが、温泉街の住民達は長老による営業妨害だと疑って譲らなかった。

 

実際に秘境に行ってみると、そこには背中の火が消え、弱っているサラマンダーがいた。ちょっとだけガーネットが通りがかるが、サラマンダーが持っている謎の石の模様を見て去っていった。ガーネットはその模様が街の龍喚士のものであることを見抜き、その龍喚士に会いに行った。その龍喚士がいうには、サラマンダーは怒りに満ち溢れており、その不思議な石を使って眠らせておかないとこの街が大変なことになるのだという。そうとは知らず、エース達はドロップを与えてサラマンダーを回復させてしまった。そのことを知らないエース達は街に戻って温泉を見て回った。


一方、温泉街では、よその店のせいで自分の店が被害を被ったと言い争っている住民達がいた。それを見たエース達の前に長老が現れ、この街の成り立ちを回想した。長老によれば、この街は竜人の土地であり、人間の住民が現れ、勝手に開拓して今のような温泉街にしてしまったのだという。愚かな人間達は競争のために環境を汚しているそうだ。


ガーネットが秘境に戻ると、そこにはもうサラマンダーの姿はなかった。サラマンダーが街に向かったとの報せを受けたエース達はサラマンダーを迎え撃った。サラマンダーは秘境に帰って行ったが、温泉は再び水に戻ってしまった。住民達は激怒するが、チャロは、人々の愚かさのせいで温泉が水になってしまったのだと説いた。おかげで住民達は反省し、心を入れ替えた。だが、サラマンダーは三度姿を現した。エースはサラマンダーから光が発せられているのを見て、進化の兆候だと見抜く。イフリートに進化したサラマンダーは、無事秘境に戻って行った。街の龍喚士は、さすがはキングの息子だと、エースを評価していた。パズドラクロス第10話は、持続可能な開発というテーマを組み込みつつ、視聴者をたらい回しにした回だった。

 

二転三転する原因

今回のポイントは、二転三転する原因だ。今回の原因の変遷は以下の通りである。

  1. 温泉をよく思わない長老のせい
  2. 秘境のモンスターに何かがあった
  3. 実際にサラマンダーが弱っていた
  4. 温泉街をエステ施設に変えたい街の龍喚士のせい
  5. サラマンダーの怒りを治めるため、眠らせたからだ
  6. 温泉が水になったのは住民たちが愚かに争い、自然を破壊したせいだ
  7. 実はモンスターの進化の前触れで力が強まっていたのだが、龍喚士が眠らせたので力が弱っていた

合計6回も主張が変わっていて、視聴者を振り回しているという感が非常に強い。さらに酷いことには、その間に卵料理をめぐる喧嘩、最後の食料である卵を落としたことをめぐる喧嘩、タイガーの温泉めぐりという明らかにどうでもいい要素が入っていることだ。百歩譲って今回の趣旨に関係があると言っても、環境破壊の件が説明不足だし、いろいろな温泉があるというそこまで時間を取らない内容に関して説明しすぎだ。視聴者はこうした情報にたらい回しにされていたのだ。

 

先輩風を吹かすガーネット

最近のエピソードでは、ガーネットがすっかり先輩キャラになってきた。エース達をバカ呼ばわりして振り回した挙句、肝心なところで(もしくは肝心なところしか)自分は戦闘に参加できない。今回のケースでは、エース達にモンスターを迎え撃つように命令したり、チャロの街が大変なことになっているということを報告したりと、司令官的な役割を果たしていた。ただ、裏では先輩龍喚士を勝手にエステ建設のためにサラマンダーをやった犯人に仕立て上げるなど、バカっぽい部分もあった。申し訳ないが、今回のガーネットはほぼ物語を引っ掻き回すことしかしていない。ガーネットがエース達より龍喚士として優れているのは確かなので、できれば戦いにおいて力を発揮してほしいものだ。

 

強くなったチャロ

ここ最近、チャロの成長が目覚ましいが、今回も例外ではなかった。強い口調でガイザーの住人を諭し、反省させていた。言い換えれば、チャロの意志が強くなっていることが観察される。ところで、チャロがまたまた女の子だと勘違いされたのだが、中性的な容姿が原因なのだろうか?これまでは弱々しい言動が女性らしいと思ったのかと察していたが、今回の話で、どうやら容姿が女性らしいのではないかと考えを変えた。こんなことを考えていてもあまり意味はないのだが、これは、チャロが龍喚士の力に目覚めることで「男らしく」なることを示す伏線かもしれない。

 

開発と環境問題

今回のテーマは、今風の言葉に直すと、持続可能な開発である。ガイザーは人が勝手に開拓し、移り住み、商業によって汚された土地だった。このまま開発を続ければ、いずれ資源は枯れ、環境が汚染され、人が住めなくなる。そうならないためにも、人間の知恵による賢い管理が必要というわけだ。そういう意味では、住民が反省したというのはいい流れだった。でも、実際は進化のために力を蓄えていたのが原因だったので、なんとも言えない気分だ。最近のパズドラクロスはがっかりさせるアニメという流れなので、来週もどれだけがっかりさせてくれるかに注目したい。