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ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

ホビーアニメ、海外産アニメ、女児向けアニメなどを観て、変になってしまいました。プリティーリズムシリーズや現在放送中のホビーアニメを中心に、このキャラがかわいいとか、そのアニメが社会に伝えたい価値は何なのかまで、様々な情報を発信していきます。

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『仮面ライダーエグゼイド』まとめ

医者でゲーマーの仮面ライダー

仮面ライダーエグゼイドが放送開始して2ヶ月を迎えようとしています。当初は各地でこの季節の風物詩「こんなの俺の愛する仮面ライダーじゃない」現象が起きていましたが、この現象もだんだん治まりを見せてきました。


仮面ライダーエグゼイドは正真正銘の仮面ライダーですし、かっこいいです*1。ゲームと医者という一見不釣り合いなモチーフも、命に関するドラマを作り出しており、視聴者の心を動かしています。医師としての立場・人間個人としての立場が人格を形作っており、それがゲームの仮面ライダーという器に乗り移ることで、愛しい人が出来上がります。それが仮面ライダーエグゼイドの登場人物です。


話が抽象的になりましたが、つまるところ、様々な立場・背景を持つ人物が様々なゲームの力を使い、仮面ライダーとして戦うというのが今作です。

 

 

 

 

様々な立場の医師たち

仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダーは医師(と社長)であり、様々な事情を抱えた個人でもあります。この2つの事情が登場人物を形作ります。

 

宝生永夢(ほうじょう・えむ)/仮面ライダーエグゼイド

永夢は小児科の研修医である一方、天才ゲーマーでもあります。幼少期に手術を受け、医師からゲームをプレゼントされたことから、このような数奇な肩書きになりました。小児科医は子どもが訴える症状を読み解くという重要な任務を帯びています。そのため、人の声に耳を傾けようという意志が強いです。


一方で研修医のため、未熟な部分が目立ちます。患者の病気について配慮を欠いた発言をしてしまい、咎められることもありました。ただし、登場人物の中では子どもとの距離が一番近いです。クールでシビアな人物が多い中で、清涼剤になっていると言ってもいいでしょう。

 

鏡飛彩(かがみ・ひいろ)/仮面ライダーブレイブ

飛彩は若き天才外科医で、院長の息子です。外科医ですから、患者の声や心よりも身体のサインを大切にします。常に冷徹で、永夢に対しても厳しい態度で接します。しかし、そんな彼にはガールフレンドを病気で亡くしたつらい過去があります。生前、本ばかりと向き合う彼に対し彼女は甘いものを差し入れていましたが、飛彩は受け取りませんでした。彼女の死後、彼女の病気に気づくことができなかった反省から、糖分補給のためにスイーツを食べるようになりました。


スイーツを食べるときはナイフをメスに見立て、フォークとナイフで食べます。戦う時も剣をメスに見立てて戦っているようです。ちなみに、外科医である飛彩は相手の声にあまり耳を傾けない分、敵の罠には強いです。永夢と違って人を疑いますから、永夢と衝突することも多いです。

 

花家大我(はなや・たいが)/仮面ライダースナイプ

大我は闇医者です。元は主人公が勤めている病院で働いていましたが、医療ミスで医療の世界から追放されます。もともとはバグスターを倒すための正義の仮面ライダーとして戦っていましたが、今は戦いをゲームとみなして「ライダーガシャット(変身アイテム)」をかけて戦っています。今は、ライダーガシャットを製造する幻夢コーポレーションに立ち入っているようです。

 

九条貴利矢(くじょう・きりや)/仮面ライダーレーザー

貴利矢は監察医です。私服では胡散臭い詐欺師のような格好をしていて、実際に嘘をつきます。しかし、彼は悪意を持って嘘をついているわけではありません。彼が口にした真実が友人の命を奪ったという哀しい過去があるのです。彼は真実がときに残酷であることを知っているので、嘘をつきます。


しかし、そのことは誰も知りません。病気の友人が死んだという事実でさえも嘘だと思われています。おまけに、彼が握った重要な情報・悪のライダー「仮面ライダーゲンム」の正体も敵側に偽装されたため、信じてもらえませんでした。彼も幻夢コーポレーションに出入りしていますが、同時に主人公側にも積極的に接触しています。水のように柔軟な彼の実体は誰かに掴まえてもらえるのでしょうか?

 

檀黎斗(だん・くろと)/仮面ライダーゲンム

番組開始前から存在が明らかになっている「黒いエグゼイド」。その正体はなんと、幻夢コーポレーション社長でした。彼はライダーガシャットを開発する幻夢コーポレーションの社長でありながら、悪にも手を染めていたのです。最近の展開が「ライダーガシャットが悪者に盗まれたので取り返してほしい」という内容だったのですが、実は盗まれたというのは嘘でした。社長は怪人バグスターの幹部らと接触していて、彼らにも技術を提供しているようです。果たしてバグスターも彼が作ったのでしょうか?

 

様々なゲーム

仮面ライダーが使うライダーガシャットにはゲームの力が込められています。それは以下のようなものです。

 

  • アクション:Mのつく例のキャラクターのように、ブロックを壊してパワーアップしながらモンスターを倒す。
  • ロボット:ロケットパンチで敵を倒す。
  • RPG:炎と氷の魔法剣で敵を倒す。
  • 音楽:リズムに乗って敵を倒す。
  • シューティング:銃撃で敵を倒す。
  • 戦闘機:飛びながら敵を倒す。
  • バイク(レーシング):バイクに変形して、バイクに乗った敵とレースをする。パートナーが必要。
  • チャンバラ:鎌とボウガンになる変形武器を使って戦う。
  • スポーツ:スポーツ自転車を召喚し、またはスポーツ自転車と合体する。


作中でそのゲームがどんなゲームであるかの設定があり、登場人物が都度説明をします。ゲームの力を使うときにはゲームセレクト・ステージセレクト(実際に飛びます)の画面が浮かび上がります。テレビの画面上には、攻撃が命中したときにはHit、外れたときにはMissなどの文字が表示され、ライダーの胸が体力ゲージになっています。


戦闘員は各ステージ・各ゲームでコスチュームが異なっていて、ゲーム独自の世界観を演出しています。「ボス」である怪人を倒すとゲームクリアになります。

 

仮面ライダー

この世界の仮面ライダーは、患者の命とライダーガシャットを賭けて、想いをぶつけ合います。怪人バグスター(バグスターウイルス)に感染した患者を救うには、患者からバグスターを切除し、バグスターを倒す必要があります。バグスターウイルスが引き起こす「ゲーム病」はストレス性のものなので、患者のストレスとも寄り添わなければなりません。


しかし、一部の仮面ライダーは患者の命よりもライダーバトルやガシャットを優先させます。例えば、大我は患者を人質に取ったり、他のライダーのガシャットを奪ったりします。しかし、主人公の永夢は患者を守るために戦います。こうした想いのぶつかり合いが平成ライダーの魅力です。


たしかにアイテムがコミカルになったり、子ども向けの要素が増えたりして、かつての平成ライダーらしさが失われているとは思います。でも、ライダーバトル改造人間要素が出てきたりしているので、一概に「エグゼイドは仮面ライダーではない」とは言い切れません。仮面ライダー同士のぶつかり合いが生むドラマを楽しもうではありませんか。

*1:画面構成上の見た目のかっこよさもありますし、流行りのビビッドカラーがとてもスタイリッシュです