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ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

ホビーアニメ、海外産アニメ、女児向けアニメなどを観て、変になってしまいました。プリティーリズムシリーズや現在放送中のホビーアニメを中心に、このキャラがかわいいとか、そのアニメが社会に伝えたい価値は何なのかまで、様々な情報を発信していきます。

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『デジモンユニバースアプリモンスターズ』第13話 カレンダーの異常は全世界の危機

クリスマス中止

カレンダモンの活躍で、今年のクリスマスは中止になった。

 

 

というのは、嘘だ。今回はガッチモンが初めて超アプリアライズしたほか、クラスメイトの亜衣に本当のことを打ち明け、IT業界で未だに問題になっている暦の問題にも触れた。今回は特に、暦の変化によって起きる障害について、近日挿入されるうるう秒に言及しながら考えていきたい。

 

第13話「クリスマスが消えちゃった! 暦泥棒カレンダモン!」

樫の木書店でクリスマスパーティの準備が進められている中、デジタルカレンダーから12月24日・25日の日付が消失する事件が発生した。ハルはアプモンの仕業だと察し、夜の樫の木書店に忍び込む。犯人がカレンダーアプリのアプモン・カレンダモンであることを突き止めたハルは、書店の中を探そうとしていた。


しかし、そこでは、店長の娘でクラスメイトの樫木亜衣がクリスマスが戻ってくるよう、多くの人の笑顔を取り戻せるよう、樫の木に祈りを捧げていた。それを見て居ても立っても居られなくなったガッチモンは、亜衣に姿を見せてしまうのだった。幸い事情を話すと理解してもらえた。


カレンダモンが姿を表すと、ハルたちは本屋の奥へと向かった。カレンダモンが作り出したARフィールドでは、カレンダモンが呼び出した日付が幻覚になって襲ってくる。しかし、ハルは2月31日や12月24日・25日を呼び出すよう命令し混乱させ、最後は超アプリアライズしたドガッチモンでカレンダモンを倒した。


カレンダモンが浄化されたことでARフィールドが消失し、ハルたちが投げ出された場所は本に囲まれた見知らぬ場所だった。そこは亜衣だけが知っている秘密の地下室である。ハルたちは誰にも見られず、音も漏れない地下室を秘密基地にすることにし、そこでアプモンたちとクリスマスパーティを楽しむのだった。その頃、上にいるハルの親友・勇仁の目は怪しく光っていた。

 

亜衣の愛

今回の一番大きな出来事は、アプリドライヴァーでない亜衣がアプモンを知ったことである。亜衣はハルと同様に物語が好きで、かつ慈愛に溢れている。


亜衣は店のシンボルである樫の木に関する伝説を信じていた。それは、クリスマスに樫の木に願い事をすると、精霊が叶えてくれるというものである。亜衣は、自分にクリスマスプレゼントはいらないと言っていて、子どもたちや色々な理由で普段笑顔になれない人々が笑顔になれるクリスマスを取り戻してくれるようお願いしていた。


メルヘンチックで愛に満ちている存在なのでアプモンの存在を素直に受け入れたし、アプリドライヴァーヤアプモンたちが人目につかずに集まることのできる場所を提供してくれた。あえて本(アナログ)が好きなキャラクターを主人公やヒロインにしているのだと思うが、自分の利益を求めない姿勢も人工知能にはないものではないだろうか?

 

カレンダーに振り回される現代人

現代人がカレンダーに振り回されていることが劇中で皮肉られている。カレンダモンが日付を呼び出すと、幻術にかかった対象がその日付に振り回される。まず、虎次郎はカレンダーが8月1日になった途端に水着ではしゃぎ出した。しかし、8月31日になると山積みの宿題に絶望した。同様にエリは、日付から失敗したオーディションのことを思い出してしまった。もちろん、我々の生活でもスケジューリングやタスク管理でカレンダーアプリが大活躍している。クリスマスを楽しみにしているリア充だってそうだ。このように、現代人はカレンダーとともに生きているのだ。

 

暦に関する問題

劇中では、24日と25日がなくなったことで行事や仕事がキャンセルになったり、給与の振込がどうなるのか心配だという人がいたりした。このように、予定されていた日付がなくなることで経済や生活に与える影響は大きい。だがもっと深刻なのは、コンピューターのプログラムが起こす誤作動だ。


例えば、2000年問題をはじめとする暦の問題は、今も絶えない。システムの移行が遅れてしまったり、暦の変化がうまく法則化できなかったりすることが原因のようだ。うるう年の設定を間違えたために、時間の設定に齟齬が生じて通信ができないケースもあったらしい*1。2036-38年の間にコンピューターが日付を数えられなくなって核兵器が誤射されるのではないか、という都市伝説的な噂もあり、決して目を瞑っていられる問題ではない。コンピューターやインターネットがあって当然の現代において、カレンダーの整合性は重要な問題なのだ。

 

うるう秒

実は現実世界では、2017年1月1日8時59分60秒にうるう秒の挿入が予定されている。これに関する良いニュースは、家庭レベルでの影響はない*2ということだ。ただし、SNSなど独自の時計が使用されているものに関しては、障害が起きる可能性がある。また、8時59分60秒は想定されていないので、時計は1秒ズレる*3。時刻を自動的に取得するOSでは、後に自動的に補正される。報道でエンジニアが悲鳴をあげるだろうと言っているものもある*4が、全てのソフトが不具合を起こすということはなさそうだ。元旦なのでそこまで重要なソフトを使う人はいないだろうが、リアルタイムの通信を伴うソフトなどの使用はなるだけ避けた方がいいだろう。

 

 

残念ながらクリスマスは中止にはならなかったが、ハルの親友・大空勇仁が何らかの形で悪と繋がっていることが示唆されていた。今後の展開に注目したい。