ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。(2017/7/13 Update: 2つあった関連記事欄を1つに収束。)

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今問題になっているコラボカフェについて

二次元ブームで急上昇! コラボカフェとは?

人気ゲームのコラボカフェで酒類の誤提供があり、物議を醸している。そもそも、オタクではない人はコラボカフェに馴染みがないかもしれないが、アニメ業界ではごく日常的なものとなっている。フジテレビの夏のイベントの料理や某ネズミの遊園地のレストランで出されるメニューを想像していただければ、ほぼ間違いはない。それのアニメオタク版だ。コラボカフェ自体は悪いものではないので、もっと親しみを持っていただきたい。

 

 

コラボカフェとは

アニメや漫画とタイアップし、劇中に出てくる料理を再現したものや、キャラクターなどをイメージしたドリンクを販売する。料理の提供にとどまらず、グッズを販売したり、劇中アイテムや原画などの展示をしたりもしている。コースターなどのおまけを目当てに何度も通う人がおり、人気のあるコラボカフェでは行列が絶えない。

 

コラボメニュー

コラボメニューの販売はコラボカフェに止まらない。映画館やアニソン系のフェス、個別の作品のイベントでも販売されることがある。

 

コラボフード

劇中で出てきた料理をできる限り再現したり、キャラクターのイメージにあった料理をできる限り創作したりする。料理とその名前はキャラクターのキメ台詞をモジったりする場合もあるが、センスと予算次第では、わざわざコラボフードとして出す必要のないものも出てしまうことがある(「◯◯ちゃんのバニラアイス」など)。料理の開発者側には、相応のクリエイティビティが求められる。

 

コラボドリンク

キャラクターや劇中チームをイメージしたドリンクは、複数の飲み物を組み合わせたり、フルーツや砂糖菓子を浮かべたりして、一般に言うドリンク以上のものになっている。火を通す料理よりも提供が容易なことから、キッチンカーで営業しているものもある。劇場での販売もあり、専用の容器を用意しているケースも存在する。(むしろ、劇場で売っている飲み物をオリジナル容器に入れてもらえる場合も。)


今回問題になったことからも明らかな通り、成人向けにアルコールが入ったものを提供している場合もある。来店前にメニューを確認するなどして、自分が頼みたいドリンクがアルコール入りではないか入念にチェックしたい。

 

コラボカフェの好例

一般的な説明をしても、ピンとこないと思うので、具体例をいくつか紹介したい。

 

劇中再現の極致

遊戯王のコラボカフェでは、作中に出てきた理不尽に高いコーヒーをシーンごと再現していた。『遊戯王5D’s(ファイブディーズ)』に登場した「ブルーアイズマウンテン」は、「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」の攻撃力(3000)と同じ3000円の値段がつけられたコーヒーだ。それを、スラム街の出身でありながら一度はスターに成り上がり今は再び貧しい暮らしをしている「ジャック・アトラス」が飲む。同居している幼馴染がそれを咎める。中盤の劇中でよく見られたシーンである。


劇中に出てくる代金3000円が刻まれた伝票と、軽食のサンドイッチをつけることでなんとか3000円という価格を維持していた(笑)。まさにお手本のようなコラボメニューだった。

 

nlab.itmedia.co.jp(7/11閲覧)

 

常設コラボカフェ

コラボカフェ業界で最も成功しているのは、KAMEN RIDER THE DINERと言って間違いないだろう。仮面ライダーシリーズとのコラボで、劇中に登場した料理や、キャラクターをイメージしたメニューを提供している。アニメのコラボカフェと大きく違うところは、仮面ライダーには再現しやすい顔やアイテムがあることだ。仮面ライダーの顔をかたどった料理や、アイテムやエンブレムなどをかたどったトッピング(海苔など)を使用したメニューを出している。


KAMEN RIDER THE DINER自体がイベント会場になる場合もあり、もはや仮面ライダーの聖地と化している。グッズの展示・販売のほか、ショッカー首領になりきるための椅子も用意されている。人気店のため、来店時には事前予約が強く求められる。常設なので、行きたいときに行けばよいと思う。

 

www.paselabo.tv

(7/11閲覧)

 

劇場オリジナルメニュー

KING OF PRISM by PrettyRhythm』及び続編の『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』を上映する映画館では、劇場オリジナルドリンクやフードを提供しているケースがある。『PRIDE the HERO』ではコラボキャンペーンも実施していたようだが、劇場ごとにメニューが全く違うという奇妙な事態になっている。大きな映画だと、全国の同系列の映画館で同一のコラボメニューを提供することがあるが、メニューが各館の独自のものというのはすごく新しい。


『by PrettyRhythm』のときに私が行った映画館は、小規模でありながらも、その映画のためだけにコラボドリンクを用意していた。結果として、普段は来ていない私のような人でも小規模な映画館に足を踏み入れることができた。そうした劇場独自の取り組みというのは、小規模な映画館にとって武器になる。ただし、客寄せに気を取られすぎると経営を圧迫するので、ほどほどにしてほしい。

 

kinpri.com

(7/11閲覧)

 

拡大するアニメ関連産業

ここまでで紹介してきた通り、アニメ産業は飲食業にも大きく関わってきている。こうしたアニメ産業の拡大はコラボカフェに止まらず、(大人向けの)アパレルや楽器などにも手を出しているケースがある。

 

nlab.itmedia.co.jp

(7/11閲覧)

 

アニメは言い訳にならない 

もはや、アニメはあらゆる業界に密接に関わるものになっていて、今回のような事件を「アニメのコラボ店舗だから失敗したんだ。普通の店舗だったら失敗しなかったはずだ」とは言えなくなっている。

 

コラボカフェやコラボショップは従来の店舗と一線を画す何かではなく、従来の店舗と同じお店であるということを理解してほしい。新しいジャンルであることを言い訳に失敗を擁護したり、逆にノウハウがないから失敗したのだと糾弾したりすることは筋が通っていないと感じる。

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