ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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アイカツスターズ第1話をもう一度観ました

アイカツスターズ第1話をもう一度観た感想を書きます。実は、昨日の時点で観てはいましたが、書ききれていませんでした。水曜まではアイカツスターズ関連記事に偏りがちになると思いますが、ご容赦ください。

 

あらすじ(小春視点)

作文に夢を書けなかった七倉小春は、親友の虹野ゆめの言葉から自分の夢がS4であることを再確認し、ゆめと共に四ツ星学園に入学することを決意した。ゆめとは寮の部屋は同じだが、クラスは異なる*1。小春のレッスンの様子をうかがい知ることはできないが、レッスン後はゆめの元を訪れ、「ゆめちゃんの歌には温かいものを感じる」と、全然うまくいっていないゆめを励ましていた。急遽お披露目ライブが決まり、自分に自信が持てなくて緊張してしまった小春は、再びゆめに背中を押され、ステージへと旅立つ*2。自分のステージ後はゆめのステージを観ていたが、ステージ上のゆめに何か普段のゆめとは違うものを感じ取った。ゆめが倒れた後は、ずっとゆめのそばにいたかは定かではない。ゆめが目覚めると、ゆめのステージを称賛した。それは親友だからなのか本当にゆめのステージに感動したかも不明だ。

 

あらすじ(ゆめ視点)

虹野ゆめは、以前からS4に憧れていて、同じくS4に憧れている親友の七倉小春を誘い、四ツ星学園に入学した。小春とは寮の部屋は同じだが、クラスは異なる。クラスでは、初日から遅刻する、きちんと謝らないなど素行不良の少女・桜庭ローラと席が隣同士だ。S4が仕事に出かけると聞き、先回りして見届けようとするが、方向音痴のため、間違えて男子部の敷地に迷い込んでしまう。男子部の存在を知らなかったゆめは、男子部の結城すばるに馬鹿にされ、赤面する。翌日のレッスンでは、ローラと違い、発声もダンスも朗読もうまくできていなかった。そんなゆめは小春に励まされ、自分が白鳥ひめに憧れていて、歌が好きであるという大事なことを再認識する。お披露目ステージの前には緊張する小春を励ましていたが、自分はむしろS4にステージを観てもらえることを光栄に思い、自信たっぷりのステージを見せつけた。しかし、ステージ終了直後、倒れこんでしまい、保健室で目覚める。目の前にひめがいることに感涙した。保健室に小春がやってきて、ゆめのステージを賞賛した。しかし、ゆめ自身にステージの記憶はなく*3、小春の賞賛に対して困惑していた。

 

導く者としてのS4

入学式でのS4の言葉は、S4の器を測る上で大変重要です。最初S4は絶対的な王者だと思っていましたが、どうやら違うようです。全員、「かかってこい」じゃなくて「サポートします」って言っているんです。常に高みを目指す神崎美月とは逆で、むしろ星宮いちごに近いです。しかし、S4になるということは、S4のポストを奪い取ることでもあることに変わりはありません。まとめたあらすじを見る限り、ゆめと小春はどちらもそれなりに(行動を鑑みれば)S4としての器のようではありますが、実際はどうなのでしょうか?

 

小春はモブ?

小春は成長が望めるキャラだと思います。小春は一見個性のないモブです。でも、三輪皐月や服部ユウのような優先度の低いモブではありません。データカードダス「アイカツスターズ」のロケーションテストのツイートを辿ってみると、どうやら小春ちゃんは筐体発のキャラクターのようです(プレイアブルキャラかは未確認)。神谷しおんの実例からすると、ファンの声があれば、テレビでの活躍は無理な話ではないかもしれません。

神谷しおんとは?

神谷しおんというのは『アイカツ!』初期のドラマオーディション*4回から登場したモブキャラです。3人ユニット編では、8人しかいないメインキャラのうち、6人がCGのあるユニットを結成しました。しおんは、残りの2人がユニットを組むための埋め合わせでした。その後、メインキャラが8人ユニットを組むのですが、8人ユニット編がひと段落すると、しおんが『不思議の国のアリス』のアリス役のドラマオーディションを受けるメイン回が作られました。残念ながら、その後もしおんはCGが貰えず、3人ユニットのCGも、仕事で忙しいしおんの代役として別のキャラが入るという状態でした。しかし、3年目後半では、ファンの声援に応える形でやっとしおんがCG化しました。その時は、3年目主人公から見た先輩ユニットのひとつとして紹介されているにすぎないので、ユニットの役割からしても好待遇です。

小春の個性?

ところで、七倉小春の話に戻りましょう。小春は、ゆめの個性を一番よくわかっています。しかし、自分の個性については、何も明かしていません。小春が入学したのはあくまでゆめが誘ったからであって、自分からではありません。そして、小春は、自分の夢に自信を持てず、作文を書けませんでした。自分の書いた夢が他人に承認されないかもしれない。自分だけ集団から浮いてしまうかもしれない。だから、みんなと同じような無難な夢を書こうとしていたのでしょう。ですが、ゆめが小春の夢はS4であるということに気づかせたため、小春は、作文にS4になりたいと書きました。彼女がモブっぽいのは、『アイカツ!』のキャラにあるような強い意志が感じ取れないからかもしれません。個性といえば、明らかに芸能活動とは言えないアイカツをする有栖川おとめや、マジックでみんなを楽しませる一ノ瀬かえでなど、アクが強かったり、印象に残るものがあります。それに比べれば、まだ番組の第1話で十分に描かれていない小春は、まだまだ個性が見えてこないと思います。でも、彼女が個性に目覚める展開、CGが出てくる展開は十分あり得ると思います。なお、小春はセクシー属性です*5

 

 

2回目を観たことで、小春ちゃんが愛しく思えるようになりました。棒読みに聞こえるのも計算尽くだと思うので、今後どうやって小春(≠の声の演技)が成長していくのかにも期待しています。

*1:小春のホームルームはまだブラックボックス。

*2:小春のステージも視聴者には公開されなかった。

*3:どこまで記憶があるかは明かされていない。

*4:実際の撮影の形式でドラマを撮り、優秀だった人をドラマの主役に抜擢するというオーディション。筐体ではCGだが、テレビアニメでは手描き作画で表現される。

*5:『アイカツ!』からの伝統ですが、アイドルの属性はジャージの色でわかります。つまり、スターライト学園とドリームアカデミーの生徒もそうです。ピンクはキュート、ブルーはクール、パープルはセクシー、オレンジはポップ属性です。セクシーは大人っぽくて、ポップは名状しがたいです。

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