ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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ベイブレードバーストの紅シュウくんの僕が一番バルトのことをわかっているんだ感は異常

バルトが一方的に幼馴染の親友と思っているわけではない

紅シュウは本当にバルトのことを想っている。シュウは設定や第1話初登場の印象から、蒼井バルトが一方的に、勝手に親友だと思い込んでいるパターンだと思っていたが、実際のところ、本当に親友だった。決勝でシュウを倒すというダメダメブレーダー・バルトに対して、「無理だろう、初心者には」と言ったが、1分も経たないうちに「決勝で会いたいな」と言った。試合会場では緊張しているバルトを気にかけており、決勝で会いたいのが本気であることがわかる。このように、厳しい言葉をかけつつも、実際には心配をしているという幼馴染の親友感溢れるキャラである。「ダメだ」という言葉にも、「負けてしまえ」という意味は一切含まれていない。ところで、シュウは天才ブレーダーという設定なので、ベイブレードのことは熟知している。ただ、解説の内容がバルトのベイや、バルト自身の状態の話になりがちだ。下手をすれば、ベイブレードよりもバルトを熟知しているようにしか見えない。

 

ライバルとして強すぎる

シュウはライバルとして明らかに強すぎるのに、バルトを認めている。主人公に対置する存在といえば、主人公に反発し、主人公より少し強いキャラクターが王道だが、シュウは明らかにバルトが敵わない相手だ。対戦相手を瞬殺*1できる実力の持ち主である。一方でバルトは2回戦まで2試合、相手選手に逆転勝ちをしており、2回戦の状態のままでは勝てない。たしかにバルトの潜在能力の覚醒を素晴らしい言葉で祝福したが、シュウのレベルまで行っていないのは明らかである。普段はクールで寡黙な少年という意味では明らかにライバルキャラなのだが、主人公が全く敵わない相手というのはライバルとして致命的ではないだろうか?『フューチャーカード バディファイト』1話のように、主人公が天才ファイターを破って、そのファイターから認められるならまだしも、敵わない相手をライバルと呼び、呼ばれている側も受け入れているのは、観ていてすごく違和感がある。本気だとしたら紅シュウは気持ち悪い。

 

シュウのポジションがおかしい

バルトに対するシュウの物理的な立ち位置がおかしい。1話でバルトが戦っている間、シュウはバルトの近くにいない。バトルスタジアムから離れた暗がりで、バルトを見つめている。シュウの異様な立ち位置は、近くにいなくともバルトの様子がわかる、バルトのことを感じられるという印象を強く与え、バルトとの強い絆を暗示している。2〜3話では表に出てきたが、前回バルトと戦った乱太郎とは距離を置いている。ただし、彼がバルトのライバルになったことへの嫉妬かは断定できない。いずれにせよ、シュウの立ち位置がバルトメーターになっているのは間違いないようだ。もしかしたら、彼のベイであるスプリガンよりも、バルトとの方が絆が強いのかもしれない。


ここまで有る事無い事書き連ねてきたが、シュウがバルトのことを好きなのは間違い無いだろう。

 

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*1:相手のベイを分解(バースト)して勝った場合、一本勝ちになる。

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