入手困難になっていたパンフレット、ゲットだぜ!
約半年遅れで劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm(キンプリ)』のパンフレットを入手した。この記事では、詳細に触れないよう、内容を説明していく。
公式サイトでは、再販が告知されていた。
1-2ページ:あらすじ
映画の一部にもなっている回想シーンの画像とともに、Over The Rainbow(オバレ)にフォーカスしたプリティーリズム・レインボーライブとキンプリのあらすじが書かれている。旧来のファンはここでオバレのストーリーを整理することができ、新規客もオバレのストーリーを知ることができる。
3-4ページ:相関図
DJ.COOの正体が黒川冷だとネタバレされていて、氷室聖が法月皇の息子であり、法月仁と異母兄弟という設定が追加されている。一方で、従来からの登場人物の所与の関係も整理されていて、2年のブランクがあるプリズムエリートでも映画が観やすいようになっている。
5-16ページ:キャラクター紹介
キャラクター紹介、キャラクターの全身図、キャラクターのバストショット、キャストのサイン(キャラクターのサインではない)とコメントが載っている。背景はOver The Rainbow、Edel Rose、Schuwarz Rose其々のロゴになっており、Schuwarz Roseのページは背景色が黒になっている。
最初に目につくのは、冒頭のアスレチックコアの衣装を着た神浜コウジ。次ページの速水ヒロや仁科カヅキと比較すると、コウジの衣装が薄手の手袋でヒロが指ぬきグローブであったり、それぞれの服の細部が異なったりしていて、単なる色違いのコピペでないことがわかる。
Over the Rainbowの3人のメッセージにはレインボーライブから3年経って久しぶりにキャラを演じた感想があり、森園わかな役の内田真礼さんを姉に持つ涼野いとの弟・涼野ユウ役の内田雄馬さんのページには、レインボーライブのファンとしての立場からメッセージが述べられている。その他のキャストは演じてみての感想や、どのような点に気をつけたかなどに言及している。従来のファンからしてみればプリティーリズムの世界観は所与のものだが、初めてプリティーリズムに触れる声優にとっては未知の世界だ。もちろんファンから見れば、そう思っている人自体新鮮なわけで、そうした新鮮さを感じることができるのが、このメッセージだ。
17-18ページ:サブキャラ紹介
サイドキャラの紹介とバストショット、仁・聖・冷ら三強のストーリーについてのコラムが載っている。謀略でキングの地位を勝ち取った仁の過去が解説されており、今回セリフが無かった天羽ジュネについても言及がある。
19-20ページ:監督インタビュー
五j……菱田正和監督のインタビューが載っている。製作の背景と新キャラクターが生まれた経緯、プリティーリズム本編と違うキンプリの魅力などが熱く語られている。
21-22ページ:相性診断
7人のプリズムスタァ候補生のうち、最も相性が合うキャラクターが見つかるかも!?
23-24ページ:公開当初のグッズ一覧
25ページ:スタッフ&キャスト
スタッフ・キャスト・パンフレットスタッフのリストと、付録のシールがあるだけのページである。この映画では、配給元のエイベックス・ピクチャーズがパンフレットの編集にも携わっているようだ。
26ページ:ビジュアル
キービジュアルから登場人物とロゴが抜けたものが載っている。この絵を見ると、月を境に、上側が虹のかかった青い空で、下側が宇宙になっている。これは、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』で登場する、プラネタリウムを意識したプリズムアクト*1・スカイハイシンフォニア*2にかけたものだと思われる。
裏表紙
黒地にキンプリのロゴが入っている。
コメント
公式が出している本ということもあって信頼度が高い。たしかに、他の1000円する雑誌と比べれば、情報量は圧倒的に少ないが、キンプリだけにフォーカスした場合の情報量はパンフレットの方が明らかに上だろう。オバレのキャストや内田雄馬さんのメッセージなど、既存のファンが喜ぶ部分がある一方で、情報が見やすく整理されていて、新規ファンにもわかりやすい内容だった。筆者(divergent)はレインボーライブをリアルタイムで観ていたが、法月仁と天羽ジュネの関係など、忘れかけていた部分も含めて、情報の整理ができた。筆者は普段、映画のパンフレットは買わないが、このパンフレットは買って正解だと思った。
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