バーチャルユーチューバー時代の新作アイドルアニメ!
『キラッとプリ☆チャン』という今春の新作アニメをご存じだろうか?
『キラッとプリ☆チャン』とは?
『ヤッターマン』でおなじみのタツノコプロが手がけるアイドルアニメシリーズの第6弾。
ユーチューバーがアイドルであるという世界観で、少女たちがきらめく過程を描く。
今の時代、ユーチューバーは子どもの人気者であり、憧れである。
CGによるライブはバーチャルユーチューバーに通じる部分もあり、2018年だからこそできるアニメだといえよう。
[rakuten:biccamera:11917566:detail]
第1話「キラッとプリ☆チャンやってみた!」
先日、第1話が放送された。
子どもたちが憧れる人気動画サイト「プリ☆チャン」。
主人公と幼馴染は勝気なプリ☆チャンアイドルに煽られ、勢いでプリ☆チャンデビューする。
軽い気持ちでデビューすると言い切った幼馴染。
配信前に緊張して弱気になってしまう。
だが、主人公の言葉で立ち直り、2人でデビューライブを敢行した。
動画撮影の楽しさを身に染みて感じる主人公たち。
2人のプリ☆チャンはまだ始まったばかりだ。
どこがユーチューバー?
ライブをやっていて、ユーチューバーらしくないと思った人もいると思う。
だが、これはユーチューバーの要素を盛り込んだアイドルアニメだ。
- オープニング映像やCMのアイキャッチに動画サイトをイメージしたシーンがある。
- 画面の切り替え時に読み込み中のマークが出る演出もあった。
- ライブ前に自己紹介とあいさつをして、今日のコーデのレビューをする。
- チャンネル登録数といいねの数が強さを決める。
アイドルアニメなので、ライブもやる。
だが、ユーチューバーの特徴をうまく設定や演出に盛り込んでいる印象だ。
従来のプリティーシリーズでは強さを決めるための大会があったが、プリ☆チャンではどうなるだろうか?
ユーチューバーにどう絡めていくのだろうか?
ユーチューバーもきらめく
「チャンネル登録者数やいいねで強さが決まるんだったら、アイドルアニメの意味ないじゃん!」という声もあると思う。
アイドルアニメでは、数値ではなく「きらめき」でアイドルの力が定義されるからだ。
プリ☆チャンにおけるきらめき
じゃあ、「ユーチューバーアニメであってアイドルアニメではないのか?」といえば、そうではない。
第1話では、プリ☆チャンアイドルと思しき謎の女性が登場し、去った跡にきらめきを残している*1。
主人公・桃山みらいも「キラースマイル」で幼馴染の萌黄えも や通りすがりの赤ちゃんを笑顔にしていた。
第1話からきらめきの片鱗(へんりん)が見えている。
ユーチューバーのきらめき
これだけではきらめきが何なのかわからないだろう。
例えば、現実の(?)バーチャルユーチューバーでは、チャンネル登録数に関係なく好みが分かれていると思う。
どのブイチューバーも性格が違っていて、動画の評価だけでは「よさ」を測れないのだ。
キズナアイや輝夜月の、数字では表せないよいところーそれがアイドルアニメでいうきらめきである。
プリ☆チャンでは、数字にとらわれないきらめきを高めつつ、結果的に数字を伸ばしていくというような展開になるのではないだろうか?
[rakuten:amiami:11352077:detail]
自分のきらめきに気づいていない人たち
これもプリティーシリーズの決まりごとだが、ライバルたちは自分のきらめきに気づいていない。
強さにこだわっている彼女たちは、自分のよさがわかっていないのだ。
みらいの役割は、そういうアイドルたちにきらめきを啓蒙していくことである。
それから、一歩を踏み出せない子を助けるというのも主人公の役目だ。
クラスメイトの青葉りんか(メガネの子)を誘えるかというのが当分の目標になると考えられる。
毎度のことながら、反対派の大人が壁になることも予想される。
プリティーシリーズの主人公は大忙しである。
みんなも早速ユーチューバーに
プリ☆チャンを見て、あなたもアイドルデビューしたくなっただろう?
プリ☆チャンアイドルになる方法は簡単だ。
4/19(木)に稼働するアーケードゲーム「キラッとプリ☆チャン」をプレイするだけ。
また、エンディングでは、サビの部分のダンスの投稿動画を募集するようだ。
5月6日から応募できるようなので、踊ってみたい人はふるって応募されたい。
募集要項はテレビ東京公式ページを参照のこと。
*1:文面では何を言っているかわからないと思うが、そういうことがアニメの中で起こっている。