おぞましいプリズムショー エーデルローズはどうなる?
一条シンの正体、それはシャインの「潜伏先」だった。
シャインは精神空間でルヰを倒し、ついに表に出てきた*1。
おぞましい舞台で一方的な愛を表現し、シャインは0 karatsを叩き出した。
深い眠りについたシン。
夢の中で、彼のこれまでの思い出が走馬灯のように蘇る。
その裏には……
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一条シンが思う過去
一条シンは、自分を一般的な家庭に生まれた普通の子だと思っている。
サッカー部に所属していたが、苦い敗北を味わったようだ。
その後、プリズムショーに出会い、エーデルローズに所属。
「ローズパーティー」などを経て、今に至っている。
シンの視点でそう語られているが、プリズムショーに出会う前のシンが存在していたかは定かではない。
一条シンに潜伏していたシャイン
一条シンのプリズムジャンプは、実はシャインに由来するものだった。
シャインは何度も復活しかけ、その度にルヰに倒されていた。
PRIDE the HEROでも、ルヰに倒されたのに、プリズムの煌めきを取り戻した。
それは、シャインの力を完全に消せていないためだった。
というのも、シャインが消滅すると、シンはルヰと出会ってからの記憶をすべて失う。
ルヰは手を下せなかったのだ。
そのため、シャインは幾度となく再生し、シンに煌めきを供給していた。
ところで、シャインは「1000年」封印されていたことになっているが、響ワタルは山田リョウが子どもの頃に活躍したスタァである。
「山田さんが子どもの頃のスタァなのに、1000年封印されていたってどういうことでしょう?*2」
アップデートの拒否、一方的な愛
シャインのプリズムジャンプは全部オーロラドリーム時代のものか、その発展系である*3。
いわば、初期型からほとんどアップデートされていない。
一方で、ルヰは目覚ましい発展を遂げた。
PRIDE the HEROで、ルヰはシンに手紙を出していた。
続くShiny Seven Stars第10話では、メールでやりとりしている。
プリズムランドでは、プリティーリズムの後の世界を描いたプリズムツアーやプリ☆チャンにも触れたようだ。
PRISM.1では、時代の最先端を行くVRデート風のプリズムショーをした。
ルヰが時代に合わせアップデートしていく中で、シャインは時代に取り残されている。
人間に対しても、杓子定規の固定的な考えしか持たず、歪んだ評価を下していた。
自分勝手な考えで、自分勝手な愛を周囲に振りまいていた。
オーバードーズ:体調を崩す危険なショー
シャインのプリズムジャンプは、もはや連続ジャンプと呼べるものではなかった。
「連続」の宣言をする時間すらなく、ほぼ同時にジャンプしたらしい。
ジャンプの数は、プリズムライブなしでは人類最大だった。
氷室聖曰く、「オーバードーズ」を起こしてしまいかねない危険な状況だったようだ。
オーバードーズは本来、薬剤の過剰摂取で身体が危険な状態に陥ることをいう。
適度な煌めきは観客を幸せにするが、過度な煌めきは観客を危険にさらす。
0 karatsだったのにも納得がいく。
『プリパラ』紫京院ひびき
シャインに関連して、紫京院ひびき(CV.斎賀みつき)にも触れておかなければならない。
ひびきは「プリンス」と呼ばれ、生まれつきは女性のアイドルだ。
パルプスに住んでいた少女・緑風ふわりをプリンセスとして迎え入れようとしていた。
その「プリパラ」は、みんなで仲良くアイドル活動をするバーチャル空間だ。
しかし、ひびきは、友達同士で盛り上がるプリパラを否定する。
完璧なライブをする「天才」しか舞台に上がれないように、システムを作り変えてしまう。
その背景には、過去のトラウマがあった。
これをどうするかが、プリパラ2年目の最大の山場であった。
このキャラクターはシャインに重なる部分も多いので、興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
一条シンの回想が流れたが、実在性は不明。
ルヰはシャインを消滅させておらず、シンの中で何度も復活していた。
シャインは前時代のプリズムジャンプを跳び、人間には固定的な考えを持っている。
シャインのプリズムショーは、煌めきの過剰摂取で身体を壊しかねない危険なショーだった。
関連する人物として、プリパラの紫京院ひびきがいる。
廃校が決定 エーデルローズ最後のステージ
ユニットショーの目前、シュワルツローズに20000 karats以上の差をつけられる。
シュワルツローズに追いつけなくなり、エーデルローズの廃校が決定した。
それでも、シンはステージに立つ決意をする。
とはいえ、シャインのおぞましいステージを見た観客の心は冷え切っている。
しかも、天羽ジュネ以外の観客はシャインの存在を把握していない。
シンは観客の笑顔を取り戻せるのか?
そして、シンの中に眠るシャインはどうなるのか?
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