ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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【仮面ライダーセイバー】多人数ライダー 戦隊モノとの違いは?

ヒーローがたくさん ドラマ・おもちゃはどうなるの?

『仮面ライダーセイバー/聖刃』の放送が9月よりスタートすることが発表された。

本と剣をモチーフとし、10人以上の仮面ライダーが登場する。

 

 

仮面ライダーにはセイバーのように、ヒーローがたくさん登場する作品がある。

俗に「多人数ライダー」という。

 

人数が多いと、何が変わるのか?

スーパー戦隊とどう違うのか?

解説する。

 

 

 

スーパー戦隊と何が違うの?

ライダーがたくさんいたら、「スーパー戦隊」と変わらないのではないか?

 

3-5人のヒーローがチームとなり戦う、戦隊モノの本家・スーパー戦隊。

一番最初の『秘密戦隊ゴレンジャー』は、仮面ライダーと同じ石ノ森章太郎が描いていた。


そういう意味では、似ている部分もある。

しかし、石ノ森亡きあとに発展した両シリーズには、大きな違いがある。

 

利益の異なるヒーロー

第一に、仮面ライダーは利益の異なるヒーローの集まりである。

利害が一致したときに共闘したりもする。

だが、スーパー戦隊のように、一致団結してチームとして戦うわけではない。

 

極端な例では、仮面ライダーAが改心させた悪者を、仮面ライダーBが「所詮は悪人」と切り捨ててしまうエピソードも。

仮面ライダーにおいて、正義はひとつではないのだ。

 

ライダーバトル:ヒーロー対ヒーロー

第二に、多人数ライダーにはヒーロー対ヒーローの戦いがある。

 

たしかにスーパー戦隊でも、たまに悪の戦士が出たりする。

でも、仮面ライダーでは、利害の衝突から「正義」のヒーロー同士で戦う場合がある。

または、「正義」が「悪」に堕ちる。

 

ライダー同士の戦いはライダーバトルと呼ばれ、仮面ライダーの目玉のひとつとなっている。

 

合体ロボ・合体技などはない

仮面ライダーでは、原則として合体ロボが存在しない。


一部作品ではロボが登場したり、バイクが巨大メカと合体したりする。

でも、ロボが毎週のノルマ・販促の中心というわけではない。

 

また、スーパー戦隊のような合体技・バズーカは存在しない。

たしかに、複数人でライダーキックをするシーンはよく見られる。

そのときはみんな同じように、跳び蹴りをする。


だが、基本は別々の必殺技、別々の型のライダーキックを使う*1

 

多人数ライダー VS スーパー戦隊

多人数ライダーは、1人ひとり利害が異なる。

共闘するときもあれば、ライダーバトルをするときもある。

複数人によるライダーキックはあるが、合体ロボやバズーカはない。

 

少人数ライダーとの違い

「少人数ライダー」とはどう違うのか?

 

福士蒼汰が主演した『仮面ライダーフォーゼ』など、ライダーが2-3人しか出ない作品もある。

それを少人数ライダーと呼んでいる。

多人数ライダーはそれらとどう違うのか?

 

ダイナミックな人物関係

多人数ライダーでは、登場人物の多さをダイナミックな対立軸でカバーする。

 

例えば、佐野岳や小林豊が出演した『仮面ライダー鎧武』。

この作品には十数人の仮面ライダーが出てきた。

だが、ほとんどのライダーは何らかのチームや組織に所属する。

 

チームAとチームBが対立する。

チームCを倒すために、チームAとBが共闘する。

というように、チーム単位で関係が変化するようになっている。

 

少人数ライダーでは、ストーリー展開をしっかりしないと、同じ人物との対立が続いてしまう。

シリーズ後半では、毎週、同じ悪のライダーと戦う場合もある。

そういう意味では、人物同士の対立が作りやすい多人数ライダーは優れている。

 

広く浅い人間関係

もちろん、多人数ライダーでも個人の人間関係は存在する。

ただ、人数が多いため、広く浅くなりがちだ。

 

メイン級のライダーは多くの週で出てきて、主人公と絡むことも多い。

主人公たちのたまり場にもよく顔を出す。


サブのライダーはストーリーの展開に応じて、しばらく出演しない場合もある。

主人公とは1回戦った程度で、あとは専らメイン級の他のライダーと絡むライダーも。

それから、ゲスト的に登場し、すぐ退場するライダーもいる。

 

中には、キャラをうまく活かせていないシリーズもある。

逆に、サブライダーのスピンオフ映画が出た作品も存在する。

セイバーでは、脇役はどうなるだろうか?

 

アイテムの印象づけがしやすい

多人数ライダーはアイテムが印象に残りやすい。

1人ひとりが変身に使うので、後半でも活躍する。

 

それに対し、少人数ライダーでは1人がたくさんのフォーム(ライダーがパワーアップした姿)を使い分ける。

秋からクリスマスまでに10個ものフォーム(姿)を出す場合がある。

それぞれにエピソードはあるかもしれないが、どうしても印象が薄くなる。

(年明け後しばらく経つと、使わなくなっていることも多い。)

 

ベルトは共通が多い

多人数ライダーということは、変身ベルトが10本も20本出るんじゃないかしら?

そういうことはないので、安心してほしい。

 

多人数ライダーではベルトはみんな同じで、それと一緒に使うアイテムだけ変えるケースが多い*2

『仮面ライダーセイバー』でも、ポスターなどに出ているライダーのベルトは共通だ。

挿している剣と本が1人ひとり違っている。

 

仮面ライダーセイバーに変身されたいお子様には、ベルトを。

ほかのライダーに変身されたいお子様には、ベルトと個別のアイテムを。

セイバーのベルトを買ったけれど、別のライダーにも変身したくなったというお子様には、個別のアイテムを買い与えるだけでよい。

 

ちなみに、執筆当時放送中の『仮面ライダーゼロワン』では、銃をベルトに挿したものを変身ベルト扱いで販売している。

水嶋ヒロの『仮面ライダーカブト』では、個別の武器に個別のアイテムをつけて変身していた。

ベルトではなく武器で変身するライダーもいるのだ。

 

多人数ライダー VS 少人数ライダー

陣営同士の対立・共闘が描かれる。

個人では、主人公とあまり絡まないサブライダーもいる。

ベルトは共通だが、変身アイテムは1人ひとり違う(個性)。

 

サブライダーの活躍はあなた次第

脇役は出番が少ないと書いた。

だが、視聴者の反応によっては、出番が増える場合もある。

劇中で死亡した仮面ライダーがスピンオフや映画で復活したケースも。

 

仮面ライダーは1年ものの作品だ。

SNSでの盛り上がり商品の売れ行きによって、展開が変わる。

応援しているライダーがいる場合は、ぜひその想いを行動で示してほしい。

*1:すべてのライダーがライダーキックをするわけではない。最近は剣や銃など、必殺技にバリエーションがある。

*2:通常2号ライダーのベルトが出る時期に、もう1本別のベルトを出す場合がある。しかし、ベルトが10本出ることはないだろう。

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