ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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『アニメージュ』9月号に掲載されていた『プリティーリズム・レインボーライブ』の記事の内容まとめ

『アニメージュ』9月号「プリティーリズム・レインボーライブ 虹の音楽を奏でよう!」(72-75ページ)

『アニメージュ」9月号*1で『プリティーリズム・レインボーライブ』の特集が組まれていた。これはレインボーライブのBlu-ray BOX-1の発売を記念するとともに、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』のヒットを意識したものになっている。この記事の構成は以下の通りである。

 

最初の1ページはメイン7人(+7羽のペアとも)のキャラクタービジュアルとBlu-ray BOX-1の見どころをまとめたリード文が掲載されている。次のページ以降(2ページ目〜4ページ目)は彩瀬なる役・加藤英美里さん、涼野いと役・小松未可子さん、福原あん役・芹澤優さんによるインタビュー記事になっている。ページの上部4分の3は、なる・いと・あんのキャラクターのビジュアルとエピソード*2が劇中画像とともにまとめられていて、それに対するキャストのコメントが綴られている。下段のインタビュー(19字×52行×3ページ)では、収録時のエピソードや演技のポイントについて触れられている。

 

この記事について内容にはなるべく踏み込まず、まとめていく。

 

 

収録時エピソード

収録時の苦労話が挙げられていた。特に芹澤は初レギュラーだったため、いろいろ苦労があったようである。アドリブの多い現場で、苦労することも多かったようだ。あの謎のセリフについても誕生秘話が語られていた。プリティーリズムのファンであれば、ガヤの話については既にご存知だろう。こちらについては楽しくやっていたようだ。前述の通り、収録現場におけるプリズムボーイズの声優のことにも多く触れられている。柿原徹也さん・前野智昭さん・増田俊樹さんのインタビューはないものの、キャストの口から彼らのことについて語られている出版物はレアだと思う。

 

キャラクターエピソード

キャラクターに関するエピソードと男子キャラクターに対するツッコミが掲載されている。記事の上部では、女子キャラクターと対応する男子(なるはヒロ)との関係を中心にストーリーを振り返っている。特に、シリアスなストーリーが繰り広げられていたいととコウジに関する部分は必読だ。それとは別に、コラムとして3人の印象に残ったシーンが声優本人の言葉で紹介されている。

 

この記事の全体的なポイントは、編集者がエピソードの説明を書いているわけではなく、ほぼメイン声優3人組の口から語られているということだ。やはりキャスト側の印象で語られているので、面白おかしいところもありつつも、演じていたからこそわかること、気づく視点などにも言及されていた。「◯◯ちゃんかわいいよね」に終始せず、「◯◯ちゃんはこういう子だからこうだったんだ」ということが語られている。中見出しに「今もまったく色あせていない特別な作品」と書かれている*3が、まさにキャラクターを大切に演じていたこと、この作品を大切にしていたことがわかるような記事内容になっている。

 

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キンプリを評価している

勘違いしてはいけないのは、レインボーライブがあったからこそキンプリがあり、キンプリがあったからこそレインボーライブを多くの人に観てもらえているということだ。レギュラーキャストの多くはSNSアカウントやレギュラーのラジオ番組などを持っておらず、キンプリに対する見解を述べていないのだが、少なくともこの3人はキンプリを好意的に思っている。もちろん、レインボーライブのキャストや読者の中にはキンプリを面白く思わない人がいるかもしれない。でも、いい意味でも悪い意味でも、レインボーライブとキンプリは切り離してはいけないのだ。

*1:『アニメージュ』第39巻第9号、徳間書店、2016年。

*2:『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の人気にあやかった企画であるため、ほぼプリズムボーイズに関する話題になっている。

*3:4ページ目(75ページ)で加藤英美里さんが発言した内容。

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