ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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雑記

【弓道警察】正しい描写の問題 あるいは専門家の監修

人気アニメで、村の風景に違和感がある。とある地理教師のコメントが話題だ。作画の正しさが問題になっている。弓道警察は、弓を引く所作の間違いを指摘する。アニメーターの知識が足りないという現場の声もある。一方で、なぜ?を考える考察勢も存在する。

【ウルトラマントリガー】半年でティガを描ききれるか?

ウルトラマントリガーはティガのリメイク作品のようだ。例年通りなら1年の内容を半年で描ききる。リメイクのダイの大冒険やシャーマンキングも、速いスピードで原作を消化していた。ただ、旧作にないおもちゃや、時代に合わせてカットすべき描写もある。

原作と同じものしか認めないならコンテンツは死ぬ

作者の変更はアニメや漫画の作風を大きく変える。これは原作への冒涜だろうか? たくさんのスタッフが参加するからこそ、小説や実写化があるからこそ、作品は盛り上がるのではないのか? そもそも、原作通りというのは幻想ではないのか? 考えたい。

別の媒体で展開したコンテンツが売れない3つの理由

複数の媒体でコンテンツを展開する作品は多い。しかし、いずれかのコンテンツで失敗することもある。その主な敗因は、コンテンツが客にマッチしていないことと、売り手の作品へのうぬぼれだと考えられる。必勝法はないので、いわゆる売れ線の作品でも綿密に…

2.5次元声優引退の衝撃:「1人のキャストに1人のキャラ」はやめるべき

「バンドリ」今井リサ役の遠藤ゆりかさんの引退宣言がファンに衝撃を与えている。これは、2.5次元が勢いを増す中で、掛け持ちをするキャストの負担が増した結果といえよう。運営側には、媒体によるキャストの使い分けやダブルキャスト制などの負担軽減策が求…

アイドルアニメに素人声優が起用される理由

Photo via PEXELS キャラクターとともに成長するキャスト 8/31にリリースされたアイドルゲーム「スクールガールストライカーズトゥインクルメロディーズ」(略称・スクメロ)では、声優としては全くの新人である5人がメインキャラクターに起用されている。 実…

金を払わなければ創作物は消えてなくなるというお話

Photo via pixabay なぜ金を払えないのか 人気マンガの「早バレ」をウェブサイトに転載したとして、男女計4人が逮捕された。そのうち3人は、引用の域を超えているとして、著作権法違反の容疑がかけられたようだ。これは、単に、4人の人間が自分のウェブサイ…

予定を変更して、オタクの地方遠征に関する話題をお伝えします

地方に遠征する際に気をつけること 駅前だと思っていたのに、実際には郊外の映画館だった。今宵お届けするのは、映画の予約で失敗した男の悲しいストーリー。愚痴でしかないが、これから地方でのイベントやライブビューイングが増えていくにつれて、こうした…

ストーリーで歌詞回収してくれると嬉しい

ストーリーに歌詞が出てくる作品について 「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」のイベントコミュを眺めていると、例のごとく、お仕事のために試行錯誤する少女たちの様子が描かれていた。その中に、イベント楽曲の歌詞に絡めた台詞…

今問題になっているコラボカフェについて

二次元ブームで急上昇! コラボカフェとは? 人気ゲームのコラボカフェで酒類の誤提供があり、物議を醸している。そもそも、オタクではない人はコラボカフェに馴染みがないかもしれないが、アニメ業界ではごく日常的なものとなっている。フジテレビの夏のイ…

あにてれが神サービスに化けた

テレ東アニメ専用見放題サービスに 2017年4月から月額制動画配信サイト「あにてれ」がサービスを開始した。 在京テレビ局の主導ということもあり、一般論的には、動画サイトブームに乗ったいわゆる「便乗商法」と捉えられる構図になっていた。 しかし、テレ…

「スーパー戦隊シリーズ」「平成仮面ライダーシリーズ」の時間移動:日曜日がぶっ壊れる

Photo via PEXELS 300億円惜しい テレビ朝日から日曜朝に報道の新番組「サンデーLIVE(仮)」を放送することが発表された。これに伴い、これまで「ニチアサ」として子ども向け番組が放送されてきた時間帯が事実上の終焉を迎える。プリキュアシリーズの時間は変…

神工知能の我々は「実質プリティーリズム」を辞めよう〜サジェストに関する提案〜

作家を傷つけない「実質プリティーリズム」はないのか? 現在、「実質プリティーリズム」という言葉が公式から苦言を呈されているようだ。他作品に対して共通点・類似点を見出し、「実質的にプリティーリズムのようなものだ」と言う行為は、プリティーリズム…

引き続き、「公式ネタバレ」(情報解禁)について考える

ファンから嫌がられる公式の情報 前回に引き続き、「公式ネタバレ」について考えたい。テレビ番組や映画の公式アカウントが情報解禁をしただけで、ファンが「ネタバレだ」と騒ぐ事態は憂慮すべきだ。昨日起こった主な情報解禁の中にはそうしたファンからの反…

【公式ネタバレ】情報解禁の考え方について

公式なのに「ネタバレ」 昨日は6月1日(いっぴ)であることに加え、東京おもちゃショーという商談会が開かれたこともあり、子ども向け作品などの情報解禁が相次いだ。新情報にワクワクするファンもいるわけだが、それをよく思わない人もいるらしい。つまり、作…

スタッフロールに監修が〜子ども向け番組もリアルの時代〜

求められるリアルな描写 子ども向けアニメ・特撮のトレンドはファンタジーというよりも、リアルになりつつある。AIであれ、医療であれ、芸能活動であれ、専門家の監修が求められているのだ。例えば、『仮面ライダーエグゼイド』で登場したリプログラミングと…

アニメが子どものものではない日本〜レゴランドの失敗から学ぶ〜

大人も楽しめるものでなくてはならない!? レゴランドがうまくいっていないというニュースが度々、電波に乗っている。今朝の新聞では周辺のレストランが閉店に追い込まれたことが報道された*1。もちろん、少子化で子どもが少なくなっているということもあるが…

スマホゲームが創作物の媒体になっている昨今

Photo via VisualHunt 「バンドリ!ガールズバンドパーティ」とかいうバケモノ 2017年3月某日、とんでもないゲームアプリが世に出てしまった。「BanG Dream! ガールズバンドパーティ」(略称:ガルパ)という題名の音楽ゲームアプリだ。他のアプリのユーザーが…

アイドルタイムプリパラに男を投入しても売れる理由

大きなお友達の声はいかにして公式に通じるのか 『アイドルタイムプリパラ』の最新情報が公開され、男の子版の「プリパラ」ダンパラのアイドル「WITH」のビジュアルと声優が公開された。気になるのは、やはり「女の子だけのプリパラが観たい」「男はいらない…

動物を擬人化する日本 うさぎショートケーキから荒海の王者まで

アニマル美少女の時代到来? 2月になり、プリキュアシリーズの最新作『キラキラ☆プリキュアアラモード』の放送が開始した。この作品は、人間の中高生の少女たちが菓子と動物の力を身にまとい、人々の笑顔を守るために戦うというアニメである。一方、それに少…

不人気色をあえて使うアニメ・特撮

Photo via Visual Hunt ジェンダーごとに色は「決まっている」のか? ネット上では男の子が赤いランドセルを背負ってはいけないのか、という話題で持ちきりになっている。そこで、アニメや特撮におけるキャラクターのイメージカラーについて考えていきたい。…

女児向けアニメの「ポリコレ規制」の緩和

意外と規制がゆるい最近の女児向けアニメ 現在、鉄道をテーマにした女性キャラクターのイラストが不適切なのではないかという話題が盛り上がっている。 その中で一定のシェアを占めているのが、「萌え」という文化は大衆向けのイラストと相容れないという意…

子ども向けアニメの「子守回」について

『ベイブレードバースト』第28話「山だ!川だ!嵐の大冒険!!」 小紫ワキヤの別荘でベイブレード合宿をしている米駒学園ベイクラブは、野外炊事や川釣りなどをして楽しんでいた。その途中で、蒼井バルトの弟と妹の常夏と日夏(ニカ)は、高い木に果物が成って…

ヒーローはまた立ち上がる〜『アルティメット・スパイダーマン』S4最終回に寄せて〜

力がなくても戦えるヒーロー 『アルティメット・スパイダーマンVSシニスター・シックス』最終回は、蜘蛛の力を失ったスパイダーマンがドクター・オクトパス率いるシニスター・シックスに立ち向かう話であった。偶然にも、先日のレゴネックスナイツでも、武器…

『レゴネックスナイツ』『パズドラクロス』敵前逃亡する勝者、勇敢に立ち向かう敗者

能力だけが強さではない 尻尾を巻いて逃げるテクニシャン達 この1週間で強いはずだった人がモンスターを前に逃げ出す話があったので、今回は勇気を振り絞ってモンスターに立ち向かった彼らにスポットライトを当てたいと思う。

『アニメディア10月号』「アイカツスターズ!の音楽を考える」を受けてのリアクション

『アイカツスターズ!』の音楽制作陣のお仕事とは? 『アニメディア10月号』*1には、『アイカツスターズ!』の楽曲を手がけるonetrapの小林健代表取締役のインタビューが掲載されていた。具体的な内容にはできるだけ踏み込まず、そこから着想を得て色々と考…

キンプリとスーパー戦隊 先輩との程よい距離感とは?

2016年9月11日 重なる2つのイベント 2016年9月11日、以下の2つの出来事があった。ひとつは「KING OF PRISM Over The Rainbow SPECIAL THANKS PARTY!」、もうひとつは『動物戦隊ジュウオウジャー』第29話「王者の中の王者」の放送だ。

『ベイブレードバースト』と『アイカツスターズ!』 望ましくない勝利の果てに

黒神ダイナと虹野ゆめ まったく違う2人がなぜ同じ記事に!? 先週から好ましくない方法で勝利を得てしまった人が2人生まれてしまった。1人は『ベイブレードバースト』の黒神ダイナ、もう1人は『アイカツスターズ!』の虹野ゆめだ。2人はまったく違うジャンルの…

アニメは人に自信を持たせてくれる 勇気を与えてくれる

自分に自信を持てないキャラクター達 人間にとって自分に自信を持つことは大切です。しかし、自分に自信を持つことが難しいという人もいます。興味はあるけれど一歩踏み出せない、いざという時に力が出せない……それは現実の人に限ったことではありません。ア…

アニメアイドルの個性〜設定?決めゼリフ?〜

「キャラ」ではなく、個性を受け入れよう AbemaTVで『ラブライブ!サンシャイン!!』の見逃し生配信があったので、もう一度5話を観た。見直して気づいたのは、「輝く」や個性が奇抜さからは遠い概念だということだ。津島善子こと堕天使ヨハネは、自分に自信が…

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