ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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アニメディア8月号に掲載されているリルリルフェアリル設定資料集について

リルリルフェアリル、フェアリルの分類がふわふわしてるリル〜

『アニメディア』2016年8月号(第36巻第8号、学研プラス)に『リルリルフェアリル〜妖精のドア〜』のキャラクター設定画と市岡大輔プロデューサーのコメントが載っています。

 

キャラクター設定画は名前と説明文(メインのフェアリルは長め)、声優、フェアリル体とフェアリルキーの設定画、(該当する一部のキャラのみ)フェアリルマジックで成長した姿やフェアリルチェンジでヒューマルになった姿、メインのキャラは表情の設定などが描かれています。脇役のフェアリルに関しては、各種族の説明文(種族の分類基準など)に性格などの説明が集約されていて、それに加え、脚注で用語が解説されています。

 

この記事では、ただ単に思ったことをまとめます。

 

ふわふわした分類

これを見て思ったのは、フェアリルの分類がふわふわしているということです。主人公りっぷ達が所属するフラワーフェアリルは、我々が認識する花の種類のフェアリルになります。りっぷはチューリップのフェアリルで、ダンテはたんぽぽのフェアリルです。虫のフェアリルであるバグズフェアリルは、カブトとクワのようにカブトムシとクワガタというわかりやすい虫をモチーフにするものがいる一方で、アキアカネやしじみ(ヤマトシジミのフェアリル)のように、名前を聞いても一切イメージが思い浮かばないフェアリルもいます。

 

逆に、人魚のフェアリル・マーメイドフェアリルの場合、「人魚のフェアリル」としか書いていません。名付けの仕方もものすごく雑で、アコヤ貝とサンゴとワカメとフィッシュ(海の生き物)とメッシュ(髪型)とミスティ(形容詞)が同居しています。マッシュルームフェアリルも似たようなもので、おしゃれきのこと毒キノコという大まかな分類に所属して具体的なキノコのモチーフを持たないフェアリルがいる一方で、なめこやベニテングのように、具体的な品種名を持つフェアリルもいます。イケメンジョフェアリルに至っては、種族全体の分類が「寄生植物や食虫植物など」というものすごく広いものになっています。しっかり分類されているベジフェアリルやウェザーフェアリルを見習ってほしいものです。ちなみに、ネコ夫人はブリティッシュショートヘアーというかなり具体的な品種のフェアリルになっています。

 

各種族の特徴

第10話で話題になったフェアリルのトレードマークですが、設定画を眺めてみると、一部を除いて大体特徴がわかります。まず、フラワーフェアリルは頭に帽子や花飾りが付いていて、フェアリルキーにはモチーフとなった花がかたどられています。バグズフェアリルは触覚などが生えたパーカーを着ていて、翅などがモチーフとなった虫とそっくりになっています。フェアリルキーには、モチーフとなった虫がかたどられています。人魚のフェアリルは下半身が魚になっていて、女の子は胸をビキニで隠しています。マッシュルームフェアリルはキノコ風の帽子を被っていて、スカートかかぼちゃパンツを穿いています。ウェザーフェアリルはモチーフになっている気候の影響を受けやすい各地の民族衣装のようなものを着ています。フェアリルキーには、それぞれの気候のモチーフがかたどられています。ベジフェアリルはモチーフとなった野菜の一部をかたどった帽子を被っていて、鍵にはその野菜がかたどられています。あくまで小さな設定画なので詳細は分かりませんが、フェアリルキーが個別に見られるのは良かったと思います。

 

ここまでの設定の総ざらいと新設定

この設定集はここまでのエピソードのまとめや設定の確認という役割も果たしています。前述の通り、この設定集には説明文が付いています。例えば、ベニテングとヤコウがベニヤコ新聞を書いていること、レディが美容師を目指していることは、以前のエピソードで示されていた設定です。一方で、まだ明らかになっていない設定も一部にはあり、ここからの物語が楽しみになりました。リルリルフェアリルは配信や円盤の発売がなく、再放送もCSなどに限られています。再放送を観る手段のない方は、この機会に、設定集で復習してみるのもアリかもしれません。

 

[rakuten:booxstore:11781137:detail]

 

(2016/7/16 Update:わかりづらいと思った部分を少し書き換えました。)

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