ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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【パウ・パトロール】第1話 犬が車でレスキューするアニメ

消防車などの乗り物も登場! ワンちゃんが背中のホースで消火活動

海外発のCGアニメ『パウ・パトロール』の放送が始まった。

 

このアニメでは、犬たちが警察・消防・レスキュー活動を行う。

人間の少年が指示を出し、乗り物に乗って出動する。

可愛らしいワンちゃんによる本格的な救助活動が魅力の番組である。

 

以下、パウ・パトロールのアニメの特徴について、書いていく。

 

 

 

 

本格的なレスキュー描写

犬によって技能・車が違う

今作は訓練された犬が人命救助をするアニメだ。

 

犬たちはそれぞれ技能を持っている。

例えば、ダルメシアンの「マーシャル」は消防犬。

はしごのついた「ファイヤートラック(Fire Truck)」に乗る。

マーシャルの背中にはホースがついていて、水で火を消せる。

 

ビークルやガジェットは犬それぞれで違う。

職業犬としての能力もあるので、非常に多彩な技能を持っている。

 

状況に応じた的確な指示

人間の少年は犬たちに指示を与える*1

現場の状況を予想して、チームを編成。

状況が変わっても、臨機応変に対応する。

 

例えば、第1話のAパートは、ペットのニワトリが脱走したという事案だった。

 

このときは警察犬の「チェイス」と、消防犬のマーシャルが出動した。

警察犬はニワトリの匂いをたどれるし、消防犬は高いところにいる動物を救助できる。

 

チェイスは背中にネットランチャーを装備していて、さまざまなシーンで活躍した。

それから、ニワトリが川に落ちそうになったとき、少年はすぐさまライフセーバー犬の「ズーマ」を出動させた。

 

やみくもに全員出動させるのではなく、よく考えている。

ここまで本格的な救助活動をしているのはすごいと思う。

 

技能を持った犬がレスキューを行う。

人間の少年が状況に応じて、適切な犬を選んで出動させる。

 

わかりやすい 決まった流れ

このアニメは話の流れがしっかりしていて、子どもが遊びやすい。

 

  1. 事件が発生し、少年に通報が入る。
  2. 少年はパウ・パトロールを全員集合させる。
  3. 基地「パウ・ステーション」に犬たちが集まり、エレベーターで司令室に移動する。
  4. 出動するメンバーが決まると、滑り台から基地の外へ出る。
  5. ビークルの名前を英語で言う。
  6. そのビークルに乗って、出動する。

 

という決まった流れがあって、わかりやすい。

 

トラブルに続くトラブル

とはいえ、物語は一本道ではない。

活動の中で必ずトラブルが起こるので、飽きない。

 

「ニワトリが別の危険な場所に移動してしまった」

「二次災害が起きてしまった」

 

そこから、どうレスキューを展開していくのかが見どころである。

少年や犬たちは、任務中のトラブルにも臨機応変に対応する。

 

出動までに決まった流れがあって、子どもが遊びやすい。

その反面、ミッション中のトラブルが尽きないので、見ていて面白い。

 

愛らしいワンちゃんの側面も

もちろん、パウ・パトロールの犬たちは、仕事のためだけに存在するわけではない。


普段は公園で遊んだり、家でテレビを見たりしている。

ゲームで遊ぶシーンもあった。

 

それに、任務中も完璧ではなくて、トラブルがある。

1話では、ニワトリの匂いがついたカバンをかぶって、前が見えなくなってしまった。

 

愛らしいワンちゃんが出てくるアニメという点でもおすすめできる。

 

パウ・パトロールの犬たちは、任務以外では普通のワンちゃんと同じ。

愛らしい部分もある。

 

職業犬への理解を

私たちは古くから犬と共生してきた。

現在は愛玩動物としての側面も大きいが、職業犬も活躍している。

 

それらの犬が仕事をしていること、任務外では普通の動物であることは、あまり理解が進んでいない。

このアニメを通して、ほじょ犬や警察犬などの職業犬に想いを馳せてもらえればと思う。

 

*1:このアニメでは、犬は人間の言葉を話せる。犬が話すのは普通らしく、市長とも会話していた。一方で、猫やニワトリは人間の言葉を話せない。

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