新主人公が黄金のベイ「ゴールドターボ」を作る
『ベイブレードバーストGT(ガチ)』の配信がスタートした。
【ベイブレードバーストガチアニメ】ガチだぜエースドラゴン! 1話 - YouTube
第1話の動画はこちら。(2019/4/15現在)
レイヤーにウエイトが入った「ガチンコベイ」が登場。
新主人公の「虹龍(こうりゅう)ドラム」が、ベイを最強にすることを目指す。
2019年4月現在、この番組は動画サイトのみで配信され、テレビ放送はない。
ベイブレードシリーズの新たな挑戦を紹介する。
『ベイブレードバーストGT』が「配信開始」を告知 テレビの時代は終わった?
テレビの伝統は不要 15分アニメへ
ベイブレードバーストガチは15分アニメだ。
これには、タカラトミーと小学館以外のスポンサーがないという要因もある。
でも、それ以上に、放送枠の概念がなくなったことが大きい。
実は、同様に配信限定のアニメ『レゴニンジャゴー』や『レゴフレンズ』も15分アニメだ。
レゴといえば、お金がありそうな会社である。
なのに、なぜ15分か?
それは、30分の放送枠を買う必要がなくなったからであろう。
スマホのYouTubeアプリで、ましてや集中力の低い児童に見てもらうためには、15分のほうが都合がよい。
ちなみに、テーマソングもオープニングテーマだけ。
エンディングはオープニングのカラオケを流している。
一方、ベイバトルのCGは健在で、冒頭のナレーションも前作までと同じ方が担当する。
第1話にはじめしゃちょーが出演
YouTubeで売っていきたいんだという気概は、はじめしゃちょーのゲスト出演からも感じ取れる。
はじめしゃちょーは、もともとベイブレード関連の動画に出演していた。
今回、本格的にYouTubeで売っていきたいということで、彼に白羽の矢が立ったのだろう。
思ったよりセリフが多くて、本当に子どもたちのヒーローなのだと感じられた。
何の役なのかは本編をチェックのこと。
テレビで放送する前提ではないため、本編は15分程度。
YouTuberのはじめしゃちょーがゲスト出演するなど、YouTubeを意識。
ベイブレードに関連するYouTuberははじめしゃちょーだけではない。
- コロコロチャンネルの専属YouTuberかーくん
- タカラトミーのマスターブレーダー村木
- 同じくマスターブレーダー堀川
も実写の動画に登場するので、覚えておいてほしい。
1試合で当番回が複数作れる
15分アニメだと、ストーリーが描けない気もする。
反面、ベイの見せ場を作りやすい。
例えば、1stバトルでベイAがオーバーフィニッシュ*1で勝つ。
このとき、ベイAの見せ場を作れる。
次の回、2ndバトルでベイBがバーストフィニッシュ*2で勝つという展開にする。
そうすれば、勝ったベイも負けたベイも活躍できる。
そういう意味では、15分は合理的かもしれない。
ベイブレーダー1人ひとりにもスポットライトが当たりやすい。
1つの試合を複数話に分けられるので、試合に負けるベイにも見せ場が作れる。
気になる内容は?
ドラムはBCソルのメンバーで、武者修行のために日本に上陸する。
蒼井バルトが考案したガチンコベイを片手に、まずはベイフェスティバルに足を運んだ。
その中で、同じくガチンコベイを使う草葉アマネとバトルする。
新ベイの初陣、ドラムは聖獣の声を聞くのだった。
外国生まれ外国育ち 最初からチーム所属
主人公の虹龍ドラムは外国の出身で、日本は初めてだ。
第1話の時点でクラブチームに所属し、ベイの知識がある。
バルトやアイガとは違った主人公である。
ドラムは両親と離れて暮らすが、両親よりもベイのほうが大事な様子。
単身で日本に渡航するのも、抵抗がないようだ。
そんな彼の弱点は、緊張しやすいこと。
顔が真っ赤になり、怖い顔になる。
アスリートにとって致命的だが、武者修行の中で解決していくのだろうか?
目標はベイを「ゴールドターボ」へと育てること
これも前作までと違う点。
ドラムの目的は、ベイを最強へと育て上げることだ。
ドラムは、バルトの「スラッシュヴァルキリー」が金色に輝くのを目にした。
この状態は「ゴールドターボ」と呼ばれている。
ドラムはゴールドターボを目指して、「エースドラゴン」を育てる。
主人公・虹龍ドラムは外国出身で、第1話時点でBCソルに所属。
相棒の「エースドラゴン」を黄金に輝く「ゴールドターボ」にすることが目標である。
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ここで注意だが、おもちゃはゴールドターボになる仕様ではない。
しかし、キャンペーンやイベントなどで金色バージョンが配布されるようだ。
そうしたイベントが開かれる場合はぜひ参加しよう。
アニメの様子を見守ろう
ホビーアニメはあくまで、おもちゃの宣伝にすぎない。
万が一アニメがなくなっても、おもちゃの人気が続く限り、おもちゃはなくならない。
新しい挑戦に戸惑う人もいるかもしれないが、これからもアニメを温かく見守ってほしい。
もちろん、おもちゃのほうも楽しんで。