動画配信者が守るべき大事なルール&マナー
『キラッとプリ☆チャン』第2話は、主人公たちが初めてお店で動画を撮る様子を描いた。
魅力があるのに売れない花屋を舞台に、「ゲストのお悩み相談」をしながら、プリ☆チャンのチュートリアルを行なった。
教育番組でないとはいえ、子どものためになる描写もたくさんあるよい話だった。
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プリズムストーンの外でもOK
まず、世界観の確認をしなければならない。
プリ☆チャンは、プリパラと違ってバーチャルアイドル空間ではない。
『プリティーリズム』と同じで、プリズムストーンショップの外でも活動ができる。
プリ☆チャンキャストがカメラになり、編集・配信がその場でできるようだ*1。
街の各所に、プリ☆チャンのスタジオが設置されている。
だから、きら宿に行かなくても、配信先からライブができる。
守るべきルールやマナーを紹介
さて、外のお店などでプリ☆チャンの撮影をするときは、ルールやマナーを守らなければならない。
これは現実のユーチューバーやニコニコ生放送の生主も同じである。
クラスメイトの青葉りんかがそうした決まりごとを主人公たちにレクチャーしていた。
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第一に、お店を撮る場合は許可が必要だ。
番組では、誰もがプリ☆チャンに出たいわけではないことを強調していた。
第二に、お店の方と綿密な打ち合わせをし、お店の方が発信したい情報を聞き出すことも大事である。
第三に、許可が降りても、営業の邪魔やお客さんの迷惑になることをしてはいけない。
急なアドリブで内容を変更するときも、いちいちお店の方の許可を取っていた。
子どもに向けた注意喚起
キラッとプリ☆チャンを見て、動画を撮りたいと思う子どもも出てくるだろう。
第2話で先手を取るのは妥当な構成と言える。
楽しい動画を撮りたいからといって、なんでも許されるわけではないのだ。
裏方の仕事を紹介
プリ☆チャンの動画は、1人が撮りたいものを撮って終わりではない。
たくさんの人の協力で成り立っている。
タイムスケジュールや大まかな流れを書いた進行台本を作る。
撮影スタッフやディレクターが協力しながら、出演者を撮影する。
実際にぶっつけ本番で撮ってみると、何を話してよいかわからない。
そのためにも、大まかな流れを作ることと、カンペの提示は必要なのだ。
頑張るとライブをさせてもらえる
ところで、プリ☆チャンはアイドルアニメだ。
毎回ライブをしなければならない。
ライブができる条件は、動画にいいねが集まったとき。
いいねが集まると、プリチケと「やってみたアプリ」がもらえる。
お仕事パートとライブパートがしっかり分かれている模様。
このやってみたアプリをライブ中に使うと、特別な演出「やってみた」*2が挿入される。
そして、今回初めて「スイートハニー」のブランドドレスが登場した。
プリパラと同様、ユニットのコーデはメンバー1人のものに統一していくようだ。
きらめきをライブに?
プリ☆チャンには『プリティーリズムディアマイフューチャー』や『プリパラ』のような、わちゃわちゃした雰囲気を感じる場面もある。
その雰囲気を踏襲しつつも、撮影の流れやマナーを話に盛り込んでいて、よい印象を受ける。
今回はゲストのお悩み相談という形でやってみたアプリを獲得したが、もう少し登場人物の内面(きらめき)にフォーカスしたアプリが出てくればよいと思った。
前作までと違って、やってみたアプリ自体が発売されるので、難しい部分もあるかもしれないが*3。
萌黄えもと赤城あんな
例えば、萌黄えもと赤城あんな*4の関係が気になる。
2人でにらみあっていると思えば、今回はあんなが「手伝ってあげる」といったり、撮影現場にパックンフラワーを持ってきたりしている。
2人でライブすることになったら、特別な「やってみた」が出てくるのではないだろうか?
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*1:実際のおもちゃにその機能があるかは、2018年4月時点で不明。
*2:前作までの「プリズムアクト」や「メイキングドラマ」に相当する。
*3:『キラッとプリチャン』最新グッズが展示 アーケード筐体の新機能も明らかに | アニメイトタイムズ
やってみたアプリのおもちゃはスマホ型デバイスの機能ではなく、物理的に取り付けるものらしい。
「アプリのダウンロード=子どもが触ってはいけないもの」と考えると、おもちゃにする価値があったのではないだろうか?
*4:先輩プリ☆チャンアイドル。