ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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【ベイブレードバースト】超ゼツ48話 よくできた特訓シーンに注目

「超Z覚醒」解除!? デッドフェニックス攻略なるか

『ベイブレードバースト超ゼツ』第47話。

「絶対に壊れない」

 

はずのベイが、絶対に壊れない機能を解除され、破壊されてしまった。

凶悪な敵に勝てると思っていた主人公たちは、焦りを感じはじめる。

そんな彼らの前に現れたのは、敵にベイを壊された先代主人公のライバルだった。

 

彼の編み出した新たな特訓方法が主人公たちを変える。

 

 

 

 

超Z覚醒:「絶対に壊れない」ベイ

聖獣と共鳴し、最強無敵になったと思い込んでいた主人公・赤刃アイガ。

彼は宿敵・ファイにベイを壊され、正気を取り戻す*1

アイガが作った新たなベイこそが、絶対に壊れないモードを備えた超Zアキレスだった。

 

このベイは一定以上の速度でシュートすることで、ロック機構「超Zウィング」を展開する。

パーツが取り外し不可能になり、バーストされないという仕組みだ。

 

この「超Z覚醒」は一見すると、強すぎてゲームバランスを崩すように思える。

 

超Z覚醒の解除:バーストが可能に

ところが、ファイは超Z覚醒の解除をやってのけた。

超Zウィングに攻撃を当てることでウィングを引っ込め、バーストできるようにしたのだ。

 

ファイに勝つには、ファイのベイを実力で攻略するしかない。

アイガたちの特訓が始まる。

 

主人公のベイ:一定以上の速度でシュートすると、ロック機構が発動。

しかし、ライバルはロック機構を解除できるようになった。

 

ライバルを倒すためのすごい特訓

格下との特訓は無意味?

これまでの特訓描写は、無意味に見える場合があった。

 

主人公の実力は、米駒学園の中でも抜きん出ている。

しかも、販促展開の性質上、主人公と先代2人以外のベイは弱い。

さらに、ベイごとに性質が違うので、種類の違う仲間たちのベイでは対策にならない。

 

結果として、特訓の描写が空虚になってしまう。

 

「デッドスティンガープレス」と超Z覚醒解除に耐えるための特訓

そこで、先代ライバルの紅シュウが新たな特訓方法を提案した*2

 

ファイのデッドフェニックスは、本体から外れたリングパーツと本体で相手を挟み撃ちにする(デッドスティンガープレス)。

そして、ファイは超Z覚醒を解除してくる。

 

これを再現するために、仲間たちのベイで超Zアキレスを挟み撃ちにする。

その上で、シュウの超Zスプリガンがアキレスの超Zウィングを攻撃する。

これに耐えられたら、特訓は成功だ。

 

この方法なら種類の違うベイでもバトルの対策ができる。

 

意味のある特訓

スポ根的な特訓も多かった今作。

シュートパワーを鍛えるトレーニング装置が印象的だった。

対戦相手と違う属性のベイと特訓することもあった。

 

そんな中で、今回のような特訓があったことは評価できる。

 

『ベイブレードバースト』シリーズでは、特訓描写が無意味に見えてしまうこともあった。

今回は、相手のベイブレードの性質を再現し、シミュレーションを行った。

 

ストーリーにも注目

第48話「俺たちのベイブレード!」

この話数で評価されているのは、特訓の描写それ自体だけではない。

 

特訓から次回の対決に至るまでのストーリーも見どころが多い。

サブタイトルにも意味がある。

詳しくは公式の動画をご覧いただきたい。

*1:アイガを闇堕ちさせたのもファイ。そのときは前機・リヴァイブフェニックスだったが、弟のデッドハデスを吸収して(ストーリー上の設定)、デッドフェニックスを生み出した。

*2:シュウは闇堕ちの先輩で、アイガのことを気にかけていた。

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