「超Z覚醒」解除!? デッドフェニックス攻略なるか
『ベイブレードバースト超ゼツ』第47話。
「絶対に壊れない」
はずのベイが、絶対に壊れない機能を解除され、破壊されてしまった。
凶悪な敵に勝てると思っていた主人公たちは、焦りを感じはじめる。
そんな彼らの前に現れたのは、敵にベイを壊された先代主人公のライバルだった。
彼の編み出した新たな特訓方法が主人公たちを変える。
超Z覚醒:「絶対に壊れない」ベイ
聖獣と共鳴し、最強無敵になったと思い込んでいた主人公・赤刃アイガ。
彼は宿敵・ファイにベイを壊され、正気を取り戻す*1。
アイガが作った新たなベイこそが、絶対に壊れないモードを備えた超Zアキレスだった。
このベイは一定以上の速度でシュートすることで、ロック機構「超Zウィング」を展開する。
パーツが取り外し不可能になり、バーストされないという仕組みだ。
この「超Z覚醒」は一見すると、強すぎてゲームバランスを崩すように思える。
超Z覚醒の解除:バーストが可能に
ところが、ファイは超Z覚醒の解除をやってのけた。
超Zウィングに攻撃を当てることでウィングを引っ込め、バーストできるようにしたのだ。
ファイに勝つには、ファイのベイを実力で攻略するしかない。
アイガたちの特訓が始まる。
主人公のベイ:一定以上の速度でシュートすると、ロック機構が発動。
しかし、ライバルはロック機構を解除できるようになった。
ライバルを倒すためのすごい特訓
格下との特訓は無意味?
これまでの特訓描写は、無意味に見える場合があった。
主人公の実力は、米駒学園の中でも抜きん出ている。
しかも、販促展開の性質上、主人公と先代2人以外のベイは弱い。
さらに、ベイごとに性質が違うので、種類の違う仲間たちのベイでは対策にならない。
結果として、特訓の描写が空虚になってしまう。
「デッドスティンガープレス」と超Z覚醒解除に耐えるための特訓
そこで、先代ライバルの紅シュウが新たな特訓方法を提案した*2。
ファイのデッドフェニックスは、本体から外れたリングパーツと本体で相手を挟み撃ちにする(デッドスティンガープレス)。
そして、ファイは超Z覚醒を解除してくる。
これを再現するために、仲間たちのベイで超Zアキレスを挟み撃ちにする。
その上で、シュウの超Zスプリガンがアキレスの超Zウィングを攻撃する。
これに耐えられたら、特訓は成功だ。
この方法なら種類の違うベイでもバトルの対策ができる。
意味のある特訓
スポ根的な特訓も多かった今作。
シュートパワーを鍛えるトレーニング装置が印象的だった。
対戦相手と違う属性のベイと特訓することもあった。
そんな中で、今回のような特訓があったことは評価できる。
『ベイブレードバースト』シリーズでは、特訓描写が無意味に見えてしまうこともあった。
今回は、相手のベイブレードの性質を再現し、シミュレーションを行った。
ストーリーにも注目
第48話「俺たちのベイブレード!」
この話数で評価されているのは、特訓の描写それ自体だけではない。
特訓から次回の対決に至るまでのストーリーも見どころが多い。
サブタイトルにも意味がある。
詳しくは公式の動画をご覧いただきたい。