ホビーアニメを観ていたらいつの間にかアホになっていた

現在放送中の子ども向け番組を中心に、アニメや特撮ドラマについて書いていく。毎話「感想」を書くわけではなく、気になった話数や一般的な議論に関する記事を書く予定だ。

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【キンプリ】初見向け『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』の説明

予備知識はほぼ不要 この記事で解説

もうすぐ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』のテレビ放送がはじまる。

なんとなく名前は知っているけれど、内容は分からないという人もいるのではないか?

そこで、初見向けに作品の内容をおさらいしたい。

 

 

 

 

KING OF PRISMとは

主人公の少年たちが架空の競技「プリズムショー」に取り組む。

少年たちは家族や友人との関係の中で心を磨き、輝かせていく。

 

アニメシリーズでは、主人公の所属するスクールが新たな困難に直面する。

果たして、主人公は困難を乗り越えることができるのか?

 

主題:人間関係の中で自分の煌めきをみつける

登場人物の中には、家族や友人との間にわだかまりがある人がいる。

今作では大会をきっかけとして、登場人物がそうした人間関係を見つめなおす。

 

中高生といえば、まだ世の中のことがわかっていない年頃。

それに、親の側も言葉足らずなことがある。

交流を深めていく中で、登場人物の秘められた過去が紐解かれていくのが今作の魅力だ。

 

そして、登場人物は自分本来の輝きを取り戻す。

それがプリズムショーの中で発揮される。

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-はその過程のドキュメンタリーである。

 

前作との関係&アイドルアニメとの違い

女児アニメの続編で女の子も出る

本作は女児向けアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の続編*1で、劇場版KING OF PRISM2作品に続く内容である。

上記の3作を見なくても楽しめるが、それらを前提とする場面がある。

 

その関係で、今作は女の子が登場する。

レインボーライブの主要キャラも出番・セリフがある。

登場人物の家族にスポットが当たるので、男の子たちの母親や姉妹も出てくる。

 

アイドルアニメには異性を徹底的に出さないものもあるが、今作ではがっつり出てくることをご理解願いたい。

 

ライブパートは競技&芸術

ライブパートは一般的なアイドルのライブとは違い、競技性と芸術性がある。

 

フィギュアスケートに似ているが、連続ジャンプの数を競う。

ジャンプのひとつひとつに技名がついていて、炎やフルーツが出てきたりする。

そうした技や踊り・歌の「煌めき」が得点の指標になる。

 

ジャンプ技はストーリーに沿ったものが多い。

人間関係の中での苦悩がジャンプに昇華される。

そのカタルシスもライブパートの見どころだ。

 

女児アニメの続編なので、女の子が出る。

ライブパートで出される技は、登場人物の悩みを昇華したもの。

 

勢力図と主要人物

エーデルローズ:貧しい中でも輝いているスクール

今作の主人公が所属するスクール。

かつては主宰の「法月仁(のりづき・じん)」が暴利を貪っていた。

先輩チーム「Over The Rainbow」や前作のライバルチーム「ベルローズ」*2も悪政の影響を受けた。

 

現在は母親違いの弟「氷室聖(ひむろ・ひじり)」が主宰を務めているが、仁の悪行によって借金を負わされている。

崖っぷちに立たされる中で、聖はダイヤの原石「一条シン」と出会う。

シンはエーデルローズに輝きを取り戻していく。

 

シュワルツローズ:闇に染まったあくどいスクール

法月仁が作った新たなスクール。

理不尽な指導はエーデルローズ時代よりもエスカレートしている。

芸能活動においても、Over The Rainbowの仕事を奪って自社のユニットにやらせるなど、勢力を増している。

 

やり方は悪どいが、プリズムショーの実力自体は高い。

仁が寵愛する謎の少年「如月ルヰ」は、プリズムキングカップで上位に食い込んだ。

一条シンにプリズムショーのことを教えたのも、ルヰである。

 

プリズムワールド:輝きを啓蒙

異世界に「プリズムの煌めき」を伝える使命を帯びた世界。

プリズムワールドの使者は、世を忍ぶ仮の姿を通じて人々に寄り添う。

レインボーライブで登場したこの世界は、KING OF PRISMにも深く関わっている。

 

エーデルローズ:借金があっても、輝きを忘れない。

シュワルツローズ:借金を負わせている側で、手段を選ばない。

プリズムワールド:人間界に「プリズムの煌めき」を啓蒙している。

 

結局アイドルなの? アスリートなの?

さっきから「競技」だの、「芸能活動」だので混乱している人もいると思う。

上にも書いた通り、プリズムショーはフィギュアスケートのようなものだ。

 

例えば、現実世界では、本田望結が芸能活動をしながらフィギュアスケートをしている。

それから、フィギュアスケーターは大会の他に、興行でアイスショーをする。

KING OF PRISMの登場人物も同じようなものだと思っていただければよい。

 

ファンの扱いについても、フィギュアスケートと同じようなものだろう。

選手は大会に対して真剣だが、ファンは声援やプレゼントを送ったりしている。

 

この質問への答えは「基本的にアスリート扱いだが、芸能活動もする」といったところか。

*1:厳密には、劇場版『プリパラ み〜んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』の「ルート4 胸キュン!プリズムボーイズツアー」も前提となっている。これはプリパラの登場人物が先輩スタァたちに学ぶという内容で、プリパラの知識は不要である。

*2:ベルローズはレインボーライブに登場した女の子3人組のユニット。KING OF PRISMでは女子部を分社化することで、仁の影響を逃れている。そのため、今のエーデルローズには男子しかいない。

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